喧嘩の日本史

喧嘩の日本史

1,024円 (税込)

5pt

3.8

弟・義経との小さな行き違いを大騒動に発展させて権力を手にし、鎌倉幕府を確立した源頼朝。抜擢されたことで激務に追われ、上司・信長への不満を溜めていった明智光秀。日本史の転換点となった対立・戦いのもとをたどると、日頃、誰もが経験するような「喧嘩」であることが多い。些細な喧嘩が、なぜ大きな戦いにまで発展してしまったのか。権力者は小さな火種をどう利用してきたのか。戦いを避けられる「もし」はなかったのか。平安時代から幕末までの10の「喧嘩」を、実証的に、かつ想像力を駆使して検証する

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喧嘩の日本史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「あいつが気に食わない」という理由だけでは、歴史の「喧嘩」は起きない。そういう理由も多少はある場合もあるが、そこには戦略的な理由が存在する。頼朝vs義経、源氏vs北条、鎌倉幕府vs地方武士、尊氏vs直義、謙信vs信玄、信長vs光秀、家康vs秀頼、吉良上野介vs赤穂浪士、井伊直弼vs水戸藩。どれも権威

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    いきなり余談だが『花の慶次』でよく前田慶次が「喧嘩」と言っているが実際には殺し合いもしくは戦である事が多い。当時の慣習からするとそれが正しい認識なのだろう。で、本書だが頼朝vs義経を始め事の発端は喧嘩でも最終的には命のやり取りであり多数を巻き込む戦になっているところで本質は変わらないのだろう。
    著者

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    日本史の大喧嘩を個人の関係にフォーカスして説明していて、しかもその喧嘩が歴史的にどう重要なのか、高い視点からの解説もあって日本史の見方が深まる。
    頼朝と義経、源氏将軍と北条氏、鎌倉幕府と地方武士、尊氏と直義、尊氏派と直義派、謙信と信玄、信長と光秀、家康と秀頼、吉良上野介と赤穂浪士、井伊直弼と水戸・薩

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

     ところどころ、ん?と思うところもあるけど、資料に基づく学術的な検討と、素人にもわかりやすい考察・推測のバランスが良く、楽しく読めた。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    「喧嘩の日本史」とは面白いタイトルですね、数年前から追いかけている本郷氏による今年(2024)5月に発刊された新書です。本屋で見つけた時にはすぐ購入しましたが、最近読みたい本が多くて先日読み終えました。

    この本で取り扱っているのは、歴史上の有名な事件ですが、私が歴史の授業で習った「その後の日本の方

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  源頼朝vs弟・義経~弟は最大の脅威
    第2章  源氏将軍vs北条氏~戦いが王を作る
    第3章  鎌倉幕府vs地方武士~ケチな出し惜しみが滅亡を招く
    第4章  足利尊氏vs弟・直義~西か東か、日本が真っ二つ
    第5章  尊氏派vs直義派~応仁の乱と関東争乱の理念なき「喧嘩」
    第6章  上

    0
    2024年06月16日

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