増補 魚で始まる世界史

増補 魚で始まる世界史

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近代以前、西洋では多く魚が食べられ、その巨大需要は都市の興隆、大航海時代の到来をもたらした。目から鱗の魚で辿る世界史。

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増補 魚で始まる世界史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「ニシン」「タラ」「ヨーロッパ」括りで一体何が書かれているのだろうか?と予想もつかないまま読み始めましたが、
    ニシンとタラと一緒に世界史を辿ると、生活から経済から政治まで海を渡って広い範囲で見渡せて、視野が一気に広くなりました。

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    肉食のイメージが強いヨーロッパだが、肉の供給が安定するまで常食するのは魚だった。カトリックが定めた〈魚の日〉、ニシンの回遊ルートが動かしたハンザとオランダの経済、大英帝国を築きあげた塩ダラの輸出事業、魚を使った悪口が頻出する「テンペスト」と奴隷制など、魚食から見える西洋史。


    バリー・コリンガム『

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

     ヨーロッパの食べ物というと肉を想像するが、西洋の食の中心が肉というイメージが確立するのは、18世紀に、肉類を一年を通して供給するシステムが確立してからのことであり、それまでは、魚の方が肉よりも消費量が多かったそうだ。それには、当時のカトリック教会の世界では一年のおよそ半分が断食日であったが、魚を食

    0
    2024年03月12日

    Posted by ブクログ

    世界史がこんなに魚に翻弄されていたとはねぇ。
    食料の保存という大命題に挑んできた人類。ニシンの塩漬け技術の独占で発展したオランダ、タラ漁のおかげで大航海時代が始まり、そして香辛料が手に入るようになり肉の保存へと繋がっていくんだね

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    ヨーロッパではあまり魚が食べられてるイメージが強くなかったけど、実はそうではなくてニシンやタラは重要なものだったという初めて知る知識に惹かれ購入。イギリス、オランダ、フランス、スペイン、アメリカあたりの歴史に興味のある方におすすめ
    私が思ったよりもかなり前の時代から魚と人々の生活や政治、軍隊、宗教な

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どこかでオススメとして見かけた本。
    読んでる間、頭の中にあったのはスカーレット・オハラのタラのテーマ曲、というのはさすがに嘘だけど、タラの話がとても多い。

    世界史というか、欧米世界と魚との関わりを解く試みが楽しい。
    キリスト教と魚、シェイクスピアと魚、アメリカ入植と魚。
    いやあ、お腹いっぱい。

    0
    2025年05月04日

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