戦後民主主義と少女漫画

戦後民主主義と少女漫画

作者名 :
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作品内容

一九七〇年代から現在に至るまで、巨大な潮流をつくってきた少女漫画の歴史を、<純粋少女>をキーワードに読み解く。とくに“二十四年組”を中心に花開いた<少女漫画>の魅力とその高度な達成について――大島弓子の『バナナブレッドのプディング』、萩尾望都の『トーマの心臓』、そして岡崎京子の『ヘルタースケルター』を主な手がかりに――戦後文化論として読み解く。少女漫画のヒロインたちが抱える繊細な“怯え”は、大人の論理が強要する安易な成熟の拒否であり、無意識の抵抗だったのではないか。今日に至るまで連綿と受け継がれてきた“震え”や“怯え”の伝達装置としての<純粋少女>たちに、高度消費社会の諸矛盾を、戦後民主主義の限界を乗りこえる可能性をみる。「少女漫画の名作一覧」も収録。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
社会・政治 / 社会学
出版社
PHP研究所
掲載誌・レーベル
PHP新書
ページ数
240ページ
電子版発売日
2012年04月06日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
5MB

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戦後民主主義と少女漫画 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年10月09日

    語られている内容全てに共感することはなかったのですが、切り口が面白い一冊だとおもいます。純粋少女、という言葉をキーワードに、1970年代の二十四年組からはじまり、90年代と岡崎京子、ガーリーフォトなんかにも触れたりして。

    いかに純粋性を残しつつ社会に参加するか、
    少しでもシステムを変えていくという...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年12月24日

    まるで大塚 英志の様な題名ではないですか。
    でも、あんまり政治よりの話ではなかったです。というか、あんまり一貫した語りじゃない印象です。

    大島 弓子論からはじまるのですが、論旨的には、

    「昔の大島 弓子は良かったが、『綿の国星』以降の大島 弓子は、イマイチだ」

    みたいな感じなのですが、それは、...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年02月25日

    大島弓子、萩尾望都、岡崎京子らを通して「少女」というものの存在を検証する。
    キーワードを挙げての「少女」の分析が的確でわかりやすい。時代に関係なく「少女」という役割が存在し、生き残る術をさがしていたことが、よくわかる。
    何で、今、「ハッピィエンド」が成立しないのかも。
    そんなに長くはないけど「かわい...続きを読む

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