三毛猫ホームズのびっくり箱

赤川次郎

「箱が人を殺したって？」大金持ちの桐永邸で真夜中に開かれた“未解決殺人二十周年記念パーティ”この奇妙なパーティに、片山義太郎、晴美、ホームズ、そして石津も招待され、二十年前の不可思議な事件に挑戦！ 当時、密室で発見された死体の前には、空の箱があっただけというのだ……！？ 超人気シリーズの傑作短編集！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: 光文社
• 掲載誌・レーベル: 光文社文庫
• シリーズ: 三毛猫ホームズシリーズ
• 電子版発売日: 2012年04月06日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

短編集。

やはり、さくさくーっと読める。
深刻すぎる話もなく、面白かった。
でも、深く考えようと思えば、深く考えられる話ばかり。

[ブクログ · ★★★★★]

赤川次郎の作品の利点が、連続解説で説明されている。

１　女性を差別しない
２　怒らなきゃだめだ
３　具体的な怒り方の例を示している

とのこと。

本書の解説はその２で、その１は、「おやすみ　テディ・ベア」
に掲載されているとのこと。

解説が読みたくて、本を読むことはめったにないが、
どうしても読みたくなってしまった。

ps.
桑原 水菜の炎の蜃気楼は、本編は読まずに、あとがきだけを読んでいます。
あとがきだけを集めても、本ができるのではないかと思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

6編の短編集。ビジョンのお共として。短編だったのでコマ切れでも読みやすかったけど、やっぱこのシリーズは長編の方が面白いな。