物語 ストラスブールの歴史 国家の辺境、ヨーロッパの中核

物語 ストラスブールの歴史 国家の辺境、ヨーロッパの中核

1,045円 (税込)

5pt

4.0

世界遺産にも指定された旧市街をもつストラスブールは、ケルト人の集落に端を発し、ローマ→ゲルマーニア→フランク王国と西ヨーロッパの典型的な文明を経験した。その後、ドイツ、フランスによる争奪が繰り返されるなか、ルネサンス、市民革命、ナショナリズム、世界大戦など、ヨーロッパ史を象徴する出来事をすべて体現する。寛容と自由、排他主義と戦火――もっとも壮麗にヨーロッパ史を生きた都市の歴史を鮮やかに描く。

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物語 ストラスブールの歴史 国家の辺境、ヨーロッパの中核 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     商業の街、教育の街として栄えてきたストラスブール。フランスとドイツに接し、中立を維持しようとしたが、両国によって交代に支配されてきた。街の名前も変わった。
     しかしストラスブールの人々は、独立意識を育んできた。それは彼らが、アルザス語を話し、フランス語とドイツ語を使い、両国から文化的に影響を受けた

    0
    2024年08月14日

    Posted by ブクログ

    『物語 ストラスブールの歴史』(内田日出海、2009年、中公新書)

    フランス北東部に位置するアルザス地域のストラスブール。現在では、EUの欧州議会がおかれておりEUの政治都市となっているこの街の歴史はどのようなものであったのか。それはフランスとドイツの領有争いの歴史でもあった。

    本書は中世から現

    0
    2009年11月26日

    Posted by ブクログ

    ストラスブール。
    名前は聞いたことがあっても、どこかよくわからない方が
    多いと思う。
    フランスの端っこ、ドイツとの国境にある辺境の小都市だが、
    欧州全体から見ると中央部に位置し、
    EU議会の議場があり、本書の副題にあるように
    「ヨーロッパの中核」と言える、ユニークな都市である。
    ドーテの「最後の授業

    0
    2011年05月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    世界遺産にも指定された旧市街をもつストラスブールは、ケルト人の集落に端を発し、ローマ→ゲルマーニア→フランク王国と西ヨーロッパの典型的な文明を経験した。
    その後、ドイツ、フランスによる争奪が繰り返されるなか、ルネサンス、市民革命、ナショナリズム、世界大戦など、ヨーロッパ史を象徴する出来

    0
    2011年04月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新書にしては珍しくページ数が多め。
    それと物語の割には覚える項目が多いので
    難易度は高めとなっています。

    ドイツとフランス、イタリアと目まぐるしく支配された都市。
    そしてそのたびに順応していかねばならなかった苦労。
    もちろんそれはあの2つの大戦の時も例にもれませんでした。

    この本中にはユダヤ人が

    0
    2020年01月09日

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