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「首が折れるような,背骨が折れるような,未経験の重い痛みで,ごきぼきっと腰以外の部分が布団に押しつけられた.そして高熱が皮膚から体の中に流れ込んできた」.芥川賞作家が十代から苦しんだ痛みと消耗は十万人に数人の難病だった.突然襲われた劇症,病と「同行二人」の半生を描いた野間文芸賞受賞作待望の文庫化.
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Posted by ブクログ
笙野頼子さんの本はこれが初読み。なので、今まで読まずに持っていたイメージが全然違った。 口語文で書かれているが、かなりぐだけた語りになっている。 そしてとても痛かったり辛そうなのに、そんな自分の身体を『日常』として受けいてれいるのが凄いなと感じた。 しかもそれを一人で暮らしているのに、そのことに対す...続きを読むる不安が全く感じられなくて、一人暮らしに慣れているからと言っちゃえばそれまでなんだけど、一人の責任と強さも合わせて感じた一冊だった。
私も同じ病気なのでこれから先どうなっていくのか不安で読みました。 早期治療が大事だということ。 怖がらずに薬を受け入れる。 ただ、途中のいろいろの言葉は省略しながらじゃないと読み終えることはできなかったかもしれない。
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笙野頼子
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