江戸の不倫は死の香り (1)

山口譲司

江戸時代、夫婦以外の男女の性交渉はすべて密通だった。
婚前性交渉も不倫も心中も僧侶の女遊びもすべて性犯罪だった。
しかし過酷な罰則にも関わらず江戸の男女は大胆に性を謳歌していて───
不倫に走った江戸の男女の顛末を艶やかに描く。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: リイド社
• 掲載誌・レーベル: コミック乱ツインズ
• ページ数: 180ページ
• 電子版発売日: 2024年02月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 94MB

[あいこ · ★★★★★]

不倫で死罪

江戸時代の漫画では珍しく、不倫を切り口にした作品。とはいっても、アダルトな内容ではなく、不倫は刑罰の対象であったことが切り口。現代なら不倫で失うものは金と家族だけど、江戸時代は命を失っていたとのこと。江戸の人が「文春」を見れば、死神に思えてしまうだろうな〜と思える。面白かったです。

＃シュール

[赤ずきん · ★★★★☆]

江戸時代は不倫は大罪
だいたい死刑です
打ち首、獄門あたりまえ
そういう史実を漫画にしたものです
で、不倫だから、当然濡れ場があるんですが、これがエロい
女性描写がすんごくエロいです
それだけでも見る価値あり
そして突然の終焉。だいたい全員死刑です。
なんか、なにも救いがないんですけど…って終る。ちょっと刑が厳しすぎる気がします
最初の話とか、騙された女中の女の子可哀想すぎる
それだけ倫理観が現在と違うんですねえ
江戸時代マジヤバイです。