江戸奉公人の心得帖―呉服商白木屋の日常―

江戸奉公人の心得帖―呉服商白木屋の日常―

660円 (税込)

3pt

3.5

「接待や進物はほどほどに」「営業に出て私用を済ませるな」「会議中居眠りをするな」……。これは江戸でも五指に入る大呉服商、白木屋日本橋店の就業規則だ。白木屋で働く奉公人は、武士を公務員とすれば、さしずめ民間企業のサラリーマンといえるだろう。出世や給料の仕組み、衣服の決まり事、細かく定められた仕事内容など、当時のサラリーマンの姿を、約四百点の古文書から鮮やかに描き出す。

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江戸奉公人の心得帖―呉服商白木屋の日常― のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年04月16日

    江戸時代のサラリーマン、呉服商白木屋で働く奉公人の姿。
    その職務内容や日常等を約400点の古文書から、紹介する。
    第1章 奉公人のライフサイクル
    第2章 販売と掛金回収に励む奉公人
    第3章 仕入れや帳付けに気を配る奉公人
    第4章 奉公人の心構え  第5章 奉公人の生活
    参考文献有り。
    白木屋日本橋店...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月19日

    江戸の呉服商白木屋日本橋店の古文書から、奉公人の生活がわかり面白い。特に新入社員の気持ちは昔も今も変わらないのかもしれない。

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月08日

    愛聴しているPodcast「伊藤洋一のRound Up World Now」の
    中で伊藤氏が取り上げていたので読んでみた一冊。

    江戸の大呉服商・白木屋に勤めていた奉公人たちの姿を
    古文書から描き出すという内容。

    昔も今も勤め人の考えることは同じようなもんだ、ということが
    よく分かる。「...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     江戸時代にも会社(白木屋)につとめるサラリーマン(奉公人)はいて、就業規則(『永禄』他)に則って働き、年功序列が基本ではあるものの、能力主義も加味された係長(小頭役)・課長(年寄役)・部長(支配役)にあたる3段階の昇進制度のなかで処遇されていた。注目すべきは就業規則にあたる『永禄』と取調べ記録の『...続きを読む

    0

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