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USスチールを2兆円で買収する大胆な決断は、この変革の延長線上にあった! 過去最大の最終赤字4300億円を計上した年から約5年、瞬く間に復活し戦線を拡大する日本製鉄。 その裏には、血のにじむような構造改革とやるべきことを最短距離で実行する企業風土への変容があった。 「動きが重い」と言われてきたかつての姿は、もうそこにはない。 重厚長大産業の中でも、代表格である日本製鉄の「転生」を描いたノンフィクションが誕生。 日本の伝統的な大企業はこんなにも変われる!
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Posted by ブクログ
■「鉄は国家なり」というかつての栄光を自ら解体し、真のグローバル企業へと転生を遂げる日本製鉄の壮絶な記録。特筆すべきは、USスチール買収を巡り、米国政府すら事実上の喧嘩相手とするほどの強硬な姿勢。そこにあるのは単なる規模の拡大欲求ではなく、現状維持を死と定義する極限の危機感に他ならない。 ■中国...続きを読む勢の台頭という地政学的リスクを冷徹に見据え、技術的優位を確実に収益へと変換する構造改革の断行。そして成長の軸足をインドへと移す果敢な決断。過去の成功体験という重石を捨て去るための、経営陣による徹底的に合理的な狂気とも言える凄まじい執念が全編に横たわる。 ■結局、組織の命運を分けるのはシステムや市況ではなく、トップや参謀の覚悟というのが日本人が好むストーリー。現状維持の停滞が常態化した日本企業への痛烈な刺激であり、自らの足元を問い直す勇気を与える一冊。
名著でした。最近の日鉄がなぜこんなにイケイケなのか、よくわかりました。こういうリーダーシップが欲しい。
橋本英二という偉大な男が、日本製鉄を再生させる過程を知ることができる。 「利益を最大化する方法を常に考え抜き、決めたことはやり切る」姿勢を、入社当時から一貫。強い日本の復活のために、尽力する姿勢がひたすらカッコいいです。
アメリカの鉄鋼大手USスチール買収で度々話題に上る日本製鉄。 八幡製鉄所を源流に持ち、日本の製造業を屋台骨で支えてきた企業だが、その巨大さゆえに意思決定と変化に時間がかかり、2020年前後には主力の鉄鋼事業で2期連続の赤字となる。 橋本社長のもと抜本的な改革を進め、高収益体質に生まれ変わりつつある日...続きを読む本製鉄の改革の裏側が、綿密な取材を基に綴られている。 冒頭に鉄鋼の加工工程や業界の簡単な解説があり、その読後は鉄鋼業界に馴染みのない私でも、明らかに読みやすくなった。 変革にあたっては大きく3点がポイントとなった。 1点目はいきすぎた顧客至上主義のもとで、適切な価格設定ができていないという点を改善したこと。長年の慣行により自動車メーカーをはじめとして顧客に価格決定権があり、原料事情や日本製鉄が製造で生み出す付加価値を適正に価格転嫁できていなかった。 原料価格の高騰というのっぴきならない状況もあり、場合によっては価格を上げなければ供給は続けられない、という旨を伝えることも辞さないくらいの姿勢に転換し、価格決定力を持つようになった。 2点目は、日本製鉄の象徴でもある高炉にもメスを入れ、不採算の高炉は廃炉とするなど、徹底的な構造改革したこと。 3点目は、利益率の高い高級鋼へのシフトを強めつつ、それらの競合に簡単には代替できぬよう、顧客に対してはその加工方法などもセットで提案し、付加価値をつけたこと。 これらは製鉄業界に限らず、メーカー全般の意識改革として活かせるものであると思うので、自分自身の今後の営業の考え方としても記憶に残しておきたい。
USスチール買収騒動でメディアを賑わす日本製鉄。アメリカ政府との徹底抗戦の姿勢は素晴らしいと思ったが、このまま両政府首脳会談の結果で微妙な感じに終わるのか。個人的には、秘策があるはずだと思っている。そして、その確信は本書を読んで強まる。何かと応援したくなるが、そう思うなら、既に本書や会社の術中にハマ...続きを読むっているのかも知れない。こういう本や取り組みはリクルートにも良いだろう。貰い火による、正統派炎上商法とも言える。 ミスミをV字回復させた三枝匡に影響を受けたのだという。同様に日本製鉄をV字回復させた社長橋本英二の取り上げ方は、さぞかし名誉なことだろう。社長だけではなく他の社員、スタートアップを立ち上げた若手、現場の職人まで満遍なくスポットを当てていること、また、構造改革の取り組みにおいては、最初に合理化を進め、次にM&Aを進めという、ドラマティックな描きが本書の面白さ。文字で読むプロジェクトXみたいだ。 ー 値上げ交渉が完全に暗礁に乗り上げた顧客にはどう対応したのか。通常なら価格優先でシエアを追いたくなる。だが、橋本は違った。「値上げで取引数量を減らされてシェアを奪われるなら、それはそれで構わない」。営業の面々をこう論したのだ。そして、最後にこう付け加えた。「俺が責任を取る」と。さらに、「営業が努力しても黒字化の見込みが立たない場合は撤退する」という選択肢も議論するようになった。橋本はシェアには目もくれなかった。販売動向が気にかからないといえば嘘になる。それでも橋本は、「営業にシェアは一切聞かない」と自らを戒めた。シェア至上主義から解き放たれた営業部門の面々は、顧客と堂々と渡り合うようになった。 コスト高や賃金アップの渦中、値上げに関しては似たような会社が今は増えただろう。だが、当時このようなスタンスは珍しかったと思う。また、電磁鋼板の件でトヨタを訴えたことも、今の日本製鉄のUSスチール騒動を期待させる。 ギガキャストやホットスタンプ、水素還元などの技術的な内容も分かりやすかった。全体的に、満足感の高い内容。
会社を変えるのはトップのリーダーシップであり、民主的な意思決定ではなく、型破りでスピード重視の行動。 重厚長大なレガシー企業に身を置いているが、自社ではとても実現できないだろうと感じた。
大企業で、人の心を動かすのが難しい、変革が難しいなか、パワフルに社長が物事を変えていく。結果がうまくいくかどうかは分からないなか、ハラハラだったけど、その選択肢を取らねば会社が駄目になるよりは、という決意。自分の仕事はそのようなことに全くおよばぬが、気持ちは心に入れておく。
素材メーカーに従事する自身の立場から、橋本社長にスポットをあてた最終章が印象深い。KPIの着眼点にハッとさせられた。
・使命感、責任感、優れた説得力を持ち、具体的な行動に移せるリーダー ・論理と数字が全て ・集中治療室(特に収益体質が脆弱な拠点) →課題と打ち手を細部にわたって幹部と共有し、甘えを許さずに実行を促す。現場からも意見を吸い上げて拠点ごとのマネジメントに反映して ・国内自動車メーカーとの理不尽な値決めの...続きを読む慣習を破る ♯あるべき論に立ち返る。橋下さんは海外にいたから、正しい姿を体感していて、だから実践もできる。 ♯私は何か見落としてないだろうか、やるべきことをちゃんとやろう。
M&Aを含む企業変革の中で、一種の大企業病に侵された企業を再興する非常に興味深いノンフィクションストーリー。 ・資産圧縮、リストラを含むコスト改善 ・大得意先にも怯まぬ値上げ交渉 ・改善により生まれた資金による更なる成長投資 同じ製造業で働く身として、非常に参考になる、勉強になる内容であ...続きを読むった。
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日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか
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上阪欣史
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