ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
開催中のキャンペーン
USスチールを2兆円で買収する大胆な決断は、この変革の延長線上にあった! 過去最大の最終赤字4300億円を計上した年から約5年、瞬く間に復活し戦線を拡大する日本製鉄。 その裏には、血のにじむような構造改革とやるべきことを最短距離で実行する企業風土への変容があった。 「動きが重い」と言われてきたかつての姿は、もうそこにはない。 重厚長大産業の中でも、代表格である日本製鉄の「転生」を描いたノンフィクションが誕生。 日本の伝統的な大企業はこんなにも変われる!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ハイテン、油井管、電磁鋼板で世界トップシェアを誇る、言わずと知れた一流鉄鋼メーカーの日本製鉄。 人口減少による国内の鋼板需要縮小、中国企業による供給過剰、原料(原料炭、鉄鉱石)の価格高騰、脱炭素化、といった難しい事業環境のなか、高炉の停止や販売価格の引き上げ、エッサールやUSスチールの買収など様々な...続きを読む施策を次々に断行していくストーリーは読んでいて面白かった。 これだけの社員と資産を抱えた巨大企業の体質を短期間でガラッと変えた橋本社長の経営腕力の凄さが伝わってくるし、登場する人材もみな粒揃いで日本の製造業の底力を感じた。 USスチール買収の時も日経新聞などで話題になってたけど、日本製鉄の法務部って化物揃いなんだなとも思った。 以下、読書メモ 「孫子の兵法」「迂直之計(迂を以て直となし患を以て利となす)」「値上げなくして供給なし」 「ひも付きは国際的にも理不尽に安く、是正しないと安定供給に責任を持てなくなる」と日本鉄鋼連盟の会長会見で発言。これまで価格交渉は購買担当止まりだったが、車を製造できないとなると価格交渉の話題が相手の社長の元に必ず上がるとにらんだのだ。 橋本の座右の銘は「事上磨錬」。中国明代の思想家、王陽明が残した「行動や実践を通してしか知識や技能は磨かれず、人間の実力は身につかない」という意味の格言だ。橋本は「計画一流、実行二流」とは正反対の事上磨錬を自らしてみせることで会社の風土を変えようとしてきた。 「社員の給与の総額をどれだけ増やせたかが、私にとっての経営のKPI」
■「鉄は国家なり」というかつての栄光を自ら解体し、真のグローバル企業へと転生を遂げる日本製鉄の壮絶な記録。特筆すべきは、USスチール買収を巡り、米国政府すら事実上の喧嘩相手とするほどの強硬な姿勢。そこにあるのは単なる規模の拡大欲求ではなく、現状維持を死と定義する極限の危機感に他ならない。 ■中国...続きを読む勢の台頭という地政学的リスクを冷徹に見据え、技術的優位を確実に収益へと変換する構造改革の断行。そして成長の軸足をインドへと移す果敢な決断。過去の成功体験という重石を捨て去るための、経営陣による徹底的に合理的な狂気とも言える凄まじい執念が全編に横たわる。 ■結局、組織の命運を分けるのはシステムや市況ではなく、トップや参謀の覚悟というのが日本人が好むストーリー。現状維持の停滞が常態化した日本企業への痛烈な刺激であり、自らの足元を問い直す勇気を与える一冊。
名著でした。最近の日鉄がなぜこんなにイケイケなのか、よくわかりました。こういうリーダーシップが欲しい。
橋本英二という偉大な男が、日本製鉄を再生させる過程を知ることができる。 「利益を最大化する方法を常に考え抜き、決めたことはやり切る」姿勢を、入社当時から一貫。強い日本の復活のために、尽力する姿勢がひたすらカッコいいです。
アメリカの鉄鋼大手USスチール買収で度々話題に上る日本製鉄。 八幡製鉄所を源流に持ち、日本の製造業を屋台骨で支えてきた企業だが、その巨大さゆえに意思決定と変化に時間がかかり、2020年前後には主力の鉄鋼事業で2期連続の赤字となる。 橋本社長のもと抜本的な改革を進め、高収益体質に生まれ変わりつつある日...続きを読む本製鉄の改革の裏側が、綿密な取材を基に綴られている。 冒頭に鉄鋼の加工工程や業界の簡単な解説があり、その読後は鉄鋼業界に馴染みのない私でも、明らかに読みやすくなった。 変革にあたっては大きく3点がポイントとなった。 1点目はいきすぎた顧客至上主義のもとで、適切な価格設定ができていないという点を改善したこと。長年の慣行により自動車メーカーをはじめとして顧客に価格決定権があり、原料事情や日本製鉄が製造で生み出す付加価値を適正に価格転嫁できていなかった。 原料価格の高騰というのっぴきならない状況もあり、場合によっては価格を上げなければ供給は続けられない、という旨を伝えることも辞さないくらいの姿勢に転換し、価格決定力を持つようになった。 2点目は、日本製鉄の象徴でもある高炉にもメスを入れ、不採算の高炉は廃炉とするなど、徹底的な構造改革したこと。 3点目は、利益率の高い高級鋼へのシフトを強めつつ、それらの競合に簡単には代替できぬよう、顧客に対してはその加工方法などもセットで提案し、付加価値をつけたこと。 これらは製鉄業界に限らず、メーカー全般の意識改革として活かせるものであると思うので、自分自身の今後の営業の考え方としても記憶に残しておきたい。
会社を変えるのはトップのリーダーシップであり、民主的な意思決定ではなく、型破りでスピード重視の行動。 重厚長大なレガシー企業に身を置いているが、自社ではとても実現できないだろうと感じた。
大企業で、人の心を動かすのが難しい、変革が難しいなか、パワフルに社長が物事を変えていく。結果がうまくいくかどうかは分からないなか、ハラハラだったけど、その選択肢を取らねば会社が駄目になるよりは、という決意。自分の仕事はそのようなことに全くおよばぬが、気持ちは心に入れておく。
素材メーカーに従事する自身の立場から、橋本社長にスポットをあてた最終章が印象深い。KPIの着眼点にハッとさせられた。
・使命感、責任感、優れた説得力を持ち、具体的な行動に移せるリーダー ・論理と数字が全て ・集中治療室(特に収益体質が脆弱な拠点) →課題と打ち手を細部にわたって幹部と共有し、甘えを許さずに実行を促す。現場からも意見を吸い上げて拠点ごとのマネジメントに反映して ・国内自動車メーカーとの理不尽な値決めの...続きを読む慣習を破る ♯あるべき論に立ち返る。橋下さんは海外にいたから、正しい姿を体感していて、だから実践もできる。 ♯私は何か見落としてないだろうか、やるべきことをちゃんとやろう。
M&Aを含む企業変革の中で、一種の大企業病に侵された企業を再興する非常に興味深いノンフィクションストーリー。 ・資産圧縮、リストラを含むコスト改善 ・大得意先にも怯まぬ値上げ交渉 ・改善により生まれた資金による更なる成長投資 同じ製造業で働く身として、非常に参考になる、勉強になる内容であ...続きを読むった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか
新刊情報をお知らせします。
上阪欣史
フォロー機能について
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか ページトップヘ