フランス革命の女たち―激動の時代を生きた11人の物語―(新潮文庫)

フランス革命の女たち―激動の時代を生きた11人の物語―(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

4.0

永遠の名作『ベルサイユのばら』から50年を越え、今、新たな真実の歴史が詳らかになる――。ロココの薔薇マリー・アントワネット、美貌の画家ヴィジェ=ルブラン、暗殺の天使シャルロット・コルデー……。美貌と愛によって、才気と知性によって、歴史の表舞台へと躍り出た女たちに寄り添い、その激しい人生を豊富な絵画と共に活写する。マンガでは語り尽くせなかったフランス革命の物語。(解説・鹿島茂)

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フランス革命の女たち―激動の時代を生きた11人の物語―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     フランス革命というのは、世界史的には大きな事件なのですが、どうにもよく理解できないマターの代表的存在でした。絶対主義専制君主の圧政に対して「国民が立ち上がった」のに、それ以上の暴虐的なジャコバン派の独裁で多くの人がギロチン台に送られるというのは、そんなものかとも思う。しかしナポレオンがあっという間

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    表紙から、ベルばら関連の解説本を想像していたのですが、内容は「ベルばら後」、もっと革命その後に焦点をあてたものでした。
    池田さんの巻末解説にもあったけれど、偉大なる革命とか言っておきながら、いかに女性を蔑ろにしていた時代だったか、その意味では自由も平等も全く不完全だったということが読み取れる。
    文章

    0
    2024年03月03日

    Posted by ブクログ

    はじめに/女装の騎士 エオン・ド・ボーモン/
    エスプリの女神 ジョフラン夫人/最後の寵姫 デュ・バリー夫人/
    美貌の女流画家 ヴィジェ=ルブラン夫人/
    ロココの薔薇 マリー・アントワネット/ジロンド派の女王 ロラン夫人/
    情熱の女闘士 テロアーヌ・ド・メリクール/暗殺の天使 シャ

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

     フランス革命が起きた18世紀前後を生きた女性たちについて書かれている。著者はベルばらの作者の方で、あの漫画を描いた知識が生かされている作品だと思う。

    本の中に「18世紀に生きた者でなければ、生きる歓びを知ったことにならない」という言葉が出るくらい
    当時のフランスは激動の時代に翻弄された人々は多く

    0
    2024年03月13日

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