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Posted by ブクログ
ボクが二十代前半頃の夢は、古本屋とバッティングセンターの経営でしたが、当時、ボクが理想のモデルとしたバッティングセンターには既にマンションが建って久しくなりました。
結局、古本屋にしてもバッティングセンターにしても、そこが当時のボクの好きな場所でしかなく、代わりの場所は今でもありません。
本書のバッティングセンターはボクが好きかもしれないバッティングセンターでした。
バッティングセンターでのバッティングの極意は、当たるか当たらないかとか、機械に勝ったとかという次元ではなく、バッティングそのものの感触を味わい、自分自身の最高のスイングを追求する修練でもあり、また、その時代遅れな建物や雰囲気のわびさびを楽しみ、それを理解する紳士達との交流の場で、本来は大人のスポーツですので、暴走族や打席を占領する奴らには出入りして欲しくないと思いました。
Posted by ブクログ
長いっ(笑)。でもこの長さを苦にさせないところが
筆者の上手さですよね。主人公の強さと弱さとが
織り交じって描かれる中年男性像は、もう既に
自分の年齢と変わらなくなってきており、いちいち身に染みる。
主人公が必死になってしがみ付いて守ろうとした古ぼけた
バッティングセンターのようなものを果たして自分は持っているんだろうか?
自分にとって守るべきものは何なのか...。音楽だったはずなんだが
この数年その自信がなくなってきた。流行になるでもなく、
一般に受け入れられるでもない環境の音楽に対して
ここまで闘えるのか...。歳をとるってのは臆病風に吹かれ弱く
なるって事がこんなに切実に身に染みるとは思わなかったなぁ。
でも、弱気になるだけじゃなくて、勇気付けてもくれるし、
不安や疑問を抱えつつ日々働く中年男性にゼヒ読んで欲しい作品。
Posted by 読むコレ
長いっ(笑)。でもこの長さを苦にさせないところが
筆者の上手さですよね。主人公の強さと弱さとが
織り交じって描かれる中年男性像は、もう既に
自分の年齢と変わらなくなってきており、いちいち身に染みる。
主人公が必死になってしがみ付いて守ろうとした古ぼけた
バッティングセンターのようなものを果たして自分は持っているんだろうか?
自分にとって守るべきものは何なのか...。音楽だったはずなんだが
この数年その自信がなくなってきた。流行になるでもなく、
一般に受け入れられるでもない環境の音楽に対して
ここまで闘えるのか...。歳をとるってのは臆病風に吹かれ弱く
なるって事がこんなに切実に身に染みるとは思わなかったなぁ。
でも、弱気になるだけじゃなくて、勇気付けてもくれるし、
不安や疑問を抱えつつ日々働く中年男性にゼヒ読んで欲しい作品。
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