レビー小体型認知症とは何か ――患者と医師が語りつくしてわかったこと

レビー小体型認知症とは何か ――患者と医師が語りつくしてわかったこと

880円 (税込)

4pt

4.6

著者の樋口は、50歳で「若年性レビー小体型認知症」と診断されたが、41歳の時にうつ病と誤診されて治療で悪化した経験がある。この本では、この病気に精通する内門医師と、この病気の早期発見のポイント、幻視や睡眠障害への対応、薬についての知識や治療で気をつけること、アルツハイマー病との違い等、ケアする側や高齢化社会では誰もが知っておくべきことを徹底的に語る。「認知症になったら人生終わり」ではなく、希望がある病気であることを伝えたい。

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レビー小体型認知症とは何か ――患者と医師が語りつくしてわかったこと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    当事者や当事者家族ではないものの、脳神経学に興味があるのと樋口氏の他の著書が面白かったので。
    パーキンソン病でもレビー小体の蓄積が認められるというのはぜんぜん知らなかった。認知症的な症状を伴わないタイプのレビー小体型認知症(と言って良いものか)の存在も合わせ、レビー小体病という考え方はいいような気が

    0
    2024年10月19日

    Posted by ブクログ

     とても良い本でした。60歳をこえた人に一読をおすすめします。心配な症状がある人やそのご家族向けの本です。でも、今無関係と思っている人も、認知の老化への覚悟と、もし症状が出ても絶望することはない、と知ることができます。

     先月の新聞記事でレビー小体型認知症について読みました。記事は発症してもなにも

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    何度も読み返しました。身近な人がなった時、初めて知ることばかり。患者さんは多種多様だから、これがあてはまる、とはいかなくても、何故かホッとした。勇気をいただきました。

    0
    2024年03月19日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで

    レビー小体がたまったところで必ずしも認知症になるわけではない
    ということを思い出しました

    すっかり忘れていました
    認知症イコール会話が成立しない、というわけではないのでその人の気持ちを大事にしていきたいと改めて思います

    現場はなかなか、難しいけれど

    0
    2024年11月07日

    Posted by ブクログ

    レビー小体型認知症について、わかりやすい解説を患者と医師が対話する形でまとめられ、読みやすいです。レビー小体病と表現した方が良いほど記憶障害のない病態があったり、パーキンソン病の認知症とレビー小体型認知症、アルツハイマー病との線引きが難しく、特に高齢になればレビー小体が脳に蓄積されるのは珍しくなく(

    0
    2024年02月21日

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