猫に引かれて善光寺

新津きよみ

松本市に移住して半年の清水真紀は、長野市に住む片瀬敏子から猫のニシンを預かることになった。敏子が入院している間の、期間限定の里親だ。ニシンは敏子の友人・宮田文枝の猫だったが、文枝が何者かに殺されたことから敏子が引き取ったのだという。ニシンと暮らし始めた真紀は、夫の忠彦とともに、その殺人事件の謎に挑むことに――。読めば長野に行きたくなる、『ただいまつもとの事件簿』に続く大好評長野ミステリー第2弾！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 光文社
• 掲載誌・レーベル: 光文社文庫
• 電子版発売日: 2023年12月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★★]

猫が活躍する話ではないですが、猫好きならしっかり楽しめる。登場人物が推理好きなので、推理の思考を楽しみたい人向けかな。さらに長野県人ならめちゃくちゃ楽しめると思う。

[ブクログ · ★★★★★]

第２弾なのを知らずに読んだけどあまり問題なかった。
ここまでがっつりご当地ってはじめて読んだ・・・。
不思議な気分。笑。

[ブクログ · ★★★★☆]

友と猫の約束／約束のその後と善光寺／
対立する二つの街と里親／尋ねまほしき園原やと県境／
歴史散策と謎歩き／猫育てと自分磨き／
姉妹の視点と猫の視線／猫の本能とヒトの理性／
輪転する謎と迷走する猫／安曇野の自然光と浮上する過去／
再浮上する過去と間接照明／家族の陰影と揺らぐ現在／
猫と友と約束

保護猫を引き取りニシンと名付けた文枝。文枝が事件に巻き込まれニシンを引き受けたのは敏子。敏子が入院するので預かったのは真紀。

さて 事件の解決は？ ニシンの暮らしは？