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「頭が重い」「胃が痛む」「激しい動悸がする」など、はっきりした身体症状があるのに、病院で診察を受けると、検査の結果は「異常なし」。そんなはずはない、と患者は、別の医師、別の病院へと足を向ける。幾つもの診療科や病院を次々と渡り歩く行為、ドクター・ショッピングの始まりである。医療の高度化、細分化がもたらしたこの悪循環を断ち切るのは心身医学的医療、全人的医療をおいて他にはない、と本書は力説する。
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Posted by ブクログ
おもしろき本。 病気であることを説明するのはもちろん医者の仕事。 病気でないことを患者が納得するまで説明するのも医者の仕事。それがドクターショッピングを防ぐ。
[ 内容 ] 「頭が重い」「胃が痛む」「激しい動悸がする」など、はっきりした身体症状があるのに、病院で診察を受けると、検査の結果は「異常なし」。 そんなはずはない、と患者は、別の医師、別の病院へと足を向ける。 幾つもの診療科や病院を次々と渡り歩く行為、ドクター・ショッピングの始まりである。 医療の高...続きを読む度化、細分化がもたらしたこの悪循環を断ち切るのは心身医学的医療、全人的医療をおいて他にはない、と本書は力説する。 [ 目次 ] 第1章 パニック障害に見るドクター・ショッピング 第2章 顔面、頭頚部に多いドクター・ショッピング 第3章 病気に取り組む医師の姿 第4章 病気の表現 第5章 不定愁訴 第6章 ストレスからくる病気 第7章 加齢と病気の境目で 第8章 ドクター・ショッピングと現代医療の問題点 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
患者さんはなぜドクターショッピングに陥るのか。医科・歯科ダブルライセンスの先生が書かれた本で、特に、顔面・頭頚部のドクターショッピングが多いことに重点を置いて書かれています。
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ドクター・ショッピング―なぜ次々と医者を変えるのか―
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小野繁
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