真夜中法律事務所

真夜中法律事務所

1,716円 (税込)

8pt

〈その日から僕は、死者が視えるようになったのである──〉

それは暗い夜のことだった。
検事である僕・印藤累(いんどう るい)は、夜道に立ち尽くす幽霊の存在に気づいた。
動揺する僕の前に現れたのは「案内人」を自称する親しげな青年・架橋昴(かけはし すばる)。
彼はこの世に未練を遺す幽霊を、ある場所に導くというのだ。
それは、真夜中にだけ開かれている弁護士事務所……その名は「深夜法律事務所」という。

リーガルミステリの旗手が拓く新境地!

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真夜中法律事務所 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月02日

    面白かった〜✨
    一風変わったストーリー。
    結構ホラーなのかな?と思ったら、ミステリー色強めだった。
    頭いい人たちの集まりだから、ややイメージに苦戦したけども(笑)、設定がなかなかに面白かった。
    これ、続くかな?
    架橋くんの事件の解決編もぜひ読みたい✨

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    五十嵐さんの作品読むの7冊目で、毎度同じ感想で始まってしまうが、法曹関係は共通しているが、まあアイデアが多彩なことに毎回驚く。今度はいわゆる幽霊と協調って。よく思い付くわ。その幽霊の特性を生かしたトリックもなかなかのもの。素晴らしい!

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月04日

     真相が解明されない殺人事件の被害者、つまり成仏できなかった死者が、法律事務所に訪れ、事件解明を目指すというところが、新感覚で面白かった。
     死者と生者が混在する中で、死者のルール設定をして現実よりにしているところも、自分的には好みだった。ラストが、少しごちゃごちゃしちゃったかな?というところが、少...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月31日

    幽霊が見えるようになった検事、検察の縦割り組織と責任問題の現実に向き合っていく #真夜中法律事務所

    ■あらすじ
    検察官である印藤累は、ある夜道で幽霊を見かけてしまう。動揺していた累に対して、架橋昴と称するに案内人話しかけられる。彼は幽霊になった人を成仏させるため、累を真夜中しか開いていない特殊な法...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月18日

    死者が見えるという検事と真夜中だけ空いている弁護士のコンビによる突飛な設定のミステリ。真犯人が分からないと成仏できずに彷徨う死者達。未解決事件や冤罪のために現世に残された被害者の無念を晴らす,実は何とも重いテーマの作品でした。

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    Posted by ブクログ 2024年03月02日

    幽霊が見えたり、話せたり、、、
    現実離れしてるけど
    内容的には設定が細かくて面白かった
    検察官の目線が多いから法律事務所?
    って思うところはあるけど

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    Posted by ブクログ 2024年02月23日

    さすが法律家の五十嵐作品ですね。でもリーガルミステリーのような幽霊が見えるところはホラーのような。う~んオカルト要素もありそうでしたがどっちつかずな作品だったかな。 タイトルと内容があっていないような気がしました。

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日


    ある日、突然に死者が視えるようになった
    検察官が、司法の限界を感じながらも
    事件の真相を明らかにするために奔走して
    犯罪と向き合う。
    真っ直ぐに罪と罰、法と向き合う物語。

    死者が視える特殊な能力があっても、
    当然、証拠として活用できない。
    被疑者の罪を暴くには現世の法ルールに
    従って論理を構築...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    幽霊 ―― 死んだけれど成仏できず現世に留まっている霊魂のことだ。
     ほとんどの人には幽霊は見えないが、何かのきっかけで見えるようになる人間がいる。その1人が深夜朱莉。弁護士である。

     朱莉は、幽霊が成仏する手助けをするために、真夜中のみの法律事務所を開いていた。そこにまた、ある事件を契機に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月31日

    暗い夜道で幽霊を見た検事の印藤累。
    これは本当に幽霊なのか⁇という考える隙もなく案内人とやらに連れて行かれたところは、「深夜法律事務所」。
    そこに変わり者の弁護士・深夜朱莉が登場。
    真夜中にだけ、幽霊のためだけに営業する死者と生者を繋ぐ場所だった。

    死者が見える検事と弁護士が、成仏できずに彷徨う死...続きを読む

    0

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