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『前となんか違う…。これはなに?』
自分以外の誰かから求められる自分像を崩さないように、常に完璧美少女を演じてきた桂おとぎ。だけど、誰にも見せないはずの裏の顔を気になっていた完璧男子の一 刻(にのまえとき)に見られてしまう。実は同じく裏の顔があった彼を好きになり、一度フラれるも諦めないおとぎ。片や密かに恋心を自覚していた一 刻が、夏の旅行でついに素顔全開の本気モードになるも、些細なことですれ違う。そんな時、おとぎに猛アタック中の二神雷(ふたがみらい)が…!?
リアルな恋心に大反響! 完璧を装う男女の不器用なラブ
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学園で私だけが知っている、彼の裏の顔。
そして、彼だけが知っている、私の裏の顔。
──こんな共犯関係、ドキドキが止まりません!
学園のマドンナである主人公・桂おとぎ、通称”心撃の天使”。そんな完璧少女の彼女だったが、なんと誰にも知られてはいけない裏の顔を、学園の王子様である美男子・一刻(にのまえ とき)に目撃されてしまう!
衝撃で固まるおとぎだったが、実は一刻にも、知られざる裏の顔があって……?
突如始まった、学園で二人だけの秘密の関係。
お互い演じていた表の仮面を取っ払って、素の表情で笑い合う中で、おとぎの心は一刻に撃ち抜かれてしまい──。
優等生二人の初恋を描いた本作。
何といっても、恋の仕方がおとぎらしく、等身大で、綺麗で、そしてかっこいいのです!
恋愛漫画がお好きな方はもちろん、苦手な方でもきっとお楽しみいただけるはずです。
新しい学園ラブストーリー、ぜひお手に取ってみてください!
Posted by ブクログ
ああ、おとぎはあんな綺麗に拒絶をするんだ……。
驚きも有ったろうし、咄嗟の行動でも有ったろうけど、そこに迷いは見られなかった。きっとおとぎの中で好きでもない相手に抱かれる事は”正しくない”という判断なのかも知れない。だから雷を押し退けた
他方で弦と紅にも何かあったのかな…?この巻ではその内容が明かされなかったけど、あの対応を見るに弦から紅は恋愛対象として見られていない雰囲気を感じてしまうよ……
おとぎと紅にも、そして雷と刻にも何かがあった。それこそ容易に語れない何かが
そこで間髪入れず、しかし大事にしない程度に話し合いの機会を設ける彼女らは精神が出来ているね。このまま微妙な雰囲気のまま過ごすなんて許せないからケリをつけようとする
心にさざ波が立っていても彼らの心は決まっている。特に刻の「おとぎはもう俺を好きじゃない」という認識を持ったままでも前を向こうとする姿勢は驚嘆に値する。彼はおとぎを好きでいる自分を認める為にあれだけの精神性を持つように成ったのか…
なら、刻をライバル視する雷だって己を成長させなければならない
雷が用意した場は再チャレンジであり諦める為の場。でも、おとぎはそれを許さないね。彼の好きは受け容れられないけど、受け止める為に彼に最後まで告白をさせた。あの瞬間、自分の恋を良いものとして終わらせようとおとぎと向き合った雷も、彼にそんな顔をさせたおとぎも短い間にこれ以上無い成長を見せた気がするよ…
こうしてそれぞれが良い気持ちで前を向けるように成ってくると気になってくるのは、おとぎと刻の間に横たわる勘違い。「もしかしたら」も「それでもまだ…」も容易に抱けない繊細な恋心は相手へと踏み出す勇気を出せなくさせてしまうもの
それだけに「逃げるな」と振り返ったおとぎも、あの瞬間に追い掛けた刻も最高ですよ…!おまけにちゃんと「好き」って言いましたよ、この男は!!
その後のおとぎの反応も良いよね…。一瞬、感極まって涙が流れそうになったのに、それよりも彼が好きな自分の最高の顔を見せる事を優先している。やはり強いね、おとぎは…
でも、同じくらいの強さを見せたのが刻か。この時の彼は自分に不利な状況になっている可能性を承知の上でぶつかっていたわけだから。それは自分の気持ちを伝えられれば満足とかそういう自己陶酔的なものではなく、おとぎと同じ強さを持つ自分でいる為にちゃんと好きだと付き合いたいと伝えたんだろうな
本当に最高のカップルですよ、この二人は!
おとぎと刻は交際を始めた。でも、それは裏側での話。そもそも周囲に見せる表の顔としては完全無欠の美形学級委員である2人は学校で付き合っている素振りも見せられないし、見せたくない
それでも付き合い始めたばかりだから相手との時間や空間をもっともっと増やしたい
この辺の空気感はとても初々しいものでありつつ、ニヤニヤさせてくれる
というか、突然訪れた初デートの場所を何処にしようか?でテンパる2人の様子は本当に初々しいなぁ(笑) あと、おとぎがトイレに行っている間にあんな検索をしている刻は可愛らしいね
そして、こういう時に率先してアイディアを出すのがおとぎクオリティ。セルフフォトブースなんて有るんだ、知らなかったな。普通のプリクラよりもオシャレ感があり、逆にそうしたオシャレ感はおとぎに似合っているし、刻にも合いそうだと思えるもの
2人で2人だけの写真を撮る。それは恋人である証を自分達で作り上げるようなもの。どういった距離で映るか、どういった仕草を交わすか、どういった見た目に変えるか。それは付き合い始めたばかりの2人だからこそ心躍る時間と空間と成ったのだろうな
……そう思えるだけにラストの不穏な展開は嫌な予感がするというか、面倒な展開はマジ勘弁というか…!
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