余命いくばくの最期の恋～天才魔外科医は薬師に最上の愛を捧ぐ～

ちろりん / KRN

「でも、君に会いたいんだ。どうしても会いたい」――進行形の難病と闘う薬師エステル。その病は他者と粘膜接触を介して魔力摂取をしないと死ぬもの。そこへ彼女の作る薬を求めて訪れたのは、かつての憧れの先輩『孤高の天才魔外科医』グレアムだった。薬と引き換えに渡すのは彼の身体。最初で最後の思い出にと一晩を過ごし、思い残すことはないはずだった。ところが、グレアムがまた取引をしたいと言い、身体を重ね合う。しかし彼女の身体には限界が近づいてきていて……「こんな関係になるつもりはなかった」そう零すエステルに見せたグレアムの顔は、まるで自分に恋情を抱いているかのよう――余命いくばくの恋が報われるときはくるのか。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: 夢中文庫
• 掲載誌・レーベル: 夢中文庫プランセ
• 電子版発売日: 2023年08月31日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[りんご · ★★★★★]

余命ヒロイン

タイトルからわかるように、悲しい雰囲気の話です。人の命、とくに病の話に弱い人にはお勧めできません。難病ですが、実際の死に至る不治の病に似ていますので注意です。
お話だから、魔法だから、都合よく見える部分もあるのですが、心理描写が巧みで高評価がよくわかりました。ヒーローもヒロインも素敵な人でお似合いです。ヒーローいい男！

＃泣ける ＃感動する ＃カッコいい

[yurichitian20 · ★☆☆☆☆]

久しぶりに眠たくなった

魔法を使う物語がそもそも読まないけど
レビューが高くて購入しました
読み進めても、もり立ててどうこうすることも
ハプニングもなく、余命宣告された薬師とその薬師が造る薬がほしい
身体で払うことで持ちつ持たれつってこと
途中で飽きました、久しぶりです

[ころころ · ★★★★★]

よかったねぇぇぇ！

作家さん買いです。

なんとも切なくて優しい恋のお話でした。
病気で死期が近いエステルが、ついに色々諦めようという時に現れたグレアムと取引するところから愛が始まるのだけど、エステルの想いの強さがきちんとグレアムからも返してもらえるプロセスにはじわっときました。

色々怖かっただろうに、うまくいって本当によかったよぉぉぉ(号泣)。

大変よかった。
いつかこの2人の子どものお話が読めたらいいなぁ。まだ微塵も気配なかったですけど。

＃泣ける ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[ゆうな · ★★★★★]

不治の病で、事実をグレアムに告げられないエステルの気持ちが苦しくて、涙なしには読めませんでした。
他の患者さんたちとの集まりの話もちらりと出てくるけど、それも色々想像しちゃって苦しくなるし、そこにきてる方たちの気持ちを考えるとそれも辛いし。
グレアムも相手を思いやれる人で、一途で、エステルのために行動できるところがすごく良い。
あまりに辛い話だけど、エステルの親友のヴィニーが、彼女のそばにいてくれた事に救われる思いがしました。

＃泣ける ＃切ない ＃感動する

[DUNK · ★★★★★]

救おうとする気持ち

とても素敵なお話しでした。難病を患うヒロインを、なんとか救うべく奮闘するヒーロー。本当にやり遂げて、ヒーローになりました。「現代でもこんな風に、難病に治療法が見つかればいいのに」と思いながら読みました。

＃切ない ＃感動する ＃ドキドキハラハラ

[匿名 · ★★★★★]

感動した

初対面での取引のやり取りで、性に軽い二人なのかと思いきや、ヒーローは学生時代は勉強に打ち込み、社会に出てからは仕事のみで女性と一切関係を持とうとしなかった真面目な人物で。ヒロインも学生時代は先輩であるヒーローに憧れる主席の真面目な女子学生で、ヒーローと同じ職場で働けると喜んでいた矢先に不治の病が発覚し諦めなければならなくなる。ヒーローがヒロインに惹かれるのも無理がなく、一途に愛する描写に胸を打たれました。最終章の初夜に感動しましたが、二人の甘々な生活が殆どなく、ヒロイン不在の中での病気の解明が長かったので、ここを削って、憂いのない幸せで甘々な二人の生活を見たかったです。

[匿名 · ★★★★★]

TL小説の枠を超えて、感動で涙なしでは読めない、素敵なお話でした。
仕事にしか興味がなかったヒーローの初めての恋、どうにもならない病におかされたヒロイン、そしてヒロインを生かすために人生を捧げるヒーロー。おすすめです。

＃胸キュン ＃癒やされる ＃泣ける

[匿名 · ★★★★☆]

余命

タイトルどおりの余命いくばくなヒロインとヒロインを助けたくて頑張るヒーロー。
切なさもありつつ、でも暗くなりすぎずなバランスが良かったです。