世界史のリテラシー ローマ教皇は、なぜ特別な存在なのか カノッサの屈辱

世界史のリテラシー ローマ教皇は、なぜ特別な存在なのか カノッサの屈辱

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3.5

教皇vs.皇帝―― 雪中3日間の贖罪行為、その歴史的意義とは?

世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通す新シリーズの第3弾! 1077年1月、ドイツ王にして、のちの神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世がローマ教皇グレゴリウス7世に対して、裸足のまま雪の中で3日間赦しを請うたという「カノッサの屈辱」。なぜ皇帝が教皇に屈服したのか? なぜ教皇のほうが偉いとされたのか? ローマ・カトリック教会の成立から、十字軍遠征、教会分裂、新教勃興までを通観し、単に叙任権闘争の一事件とされがちな「屈辱」の歴史的意義を考える。

【内容】
第1章 なぜハインリヒ四世は、教皇グレゴリウス七世に屈したのか
第2章 「ローマ」と「教皇」はいかにしてむすびついたのか
第3章 普遍的教皇権が成立させた「十字軍」発起
第4章 中世キリスト教はなぜ宗教改革に向かったのか

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世界史のリテラシー ローマ教皇は、なぜ特別な存在なのか カノッサの屈辱 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年10月18日


    11世紀のカノッサの屈辱から十字軍という現象、16世紀の宗教改革までを通じて、使徒ペトロの後継者としての司教が世俗の権力者と関わり、時に対立し時に利用し合いながらいかにしてローマ教皇と言われるシステムとなったかが語られる。

    非常に軽妙な語り口で飽きさせず、大学の講義をとったなら実に面白いだろうと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月28日

     NHKが今年から始めた「世界史のリテラシー」シリーズの3作目。「カノッサの屈辱」を引き合いに、ローマ教皇の力の変遷が書かれています。「ヨーロッパにおけるローマ教皇の変遷」という内容で、なぜローマに教皇がおり、十字軍、宗教改革が起こった背景は何か、など、概略を平易に把握することができる内容になってい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月29日

    私は高校で世界史選択をしていたのだけれど、自分の好きな人物や歴史のところ以外ほとんど頭に残っていない。
    芸術文化とか服飾史はけっこう脳内になるんだけど、いろんな海外の歴史ものドラマとか映画を見てそもそもなんで教皇ってこんなに力があるんだっけ?皇帝とのパワーバランスってどうなってるんだっけ?と疑問に思...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月04日

    やっぱり宗教と政治(国)って
    絡んできちゃうもんなんだなぁ
    お互い利用しあったり
    邪魔になったり...

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