Posted by ブクログ
2009年12月07日
店頭で2巻表紙に一目惚れしたのがきっかけでした。もう、すんごく絵柄が好みです。
白黒の方ももっと濃い感じの絵かと思ったら、女性的で柔らかいタッチの絵でした。こちらも美麗です。
その上、話の方も予想以上に面白かった。
主人公の氷川サツキは、”タブレット”というタロット画集を所持する少女レディと出会う。...続きを読むタブレットの絵一枚一枚には”タブロウ”という住人が宿ってるのだが、サツキがその封印を解いてしまい、散らばったタブロウを回収することになったというのが簡単な概略です。
設定は若干CCさくらと被るとも思いましたが、内容は全然違います。タブレットにはレディのような管理人(主人)が存在しているんですが、タブロウは固定の人格をもっておらず、主人によって性格が変わるという設定が捻りがあって良いです。
一言でいえば幻想的本格ファンタジーと言ったところで、普段ファンタジーは殆ど読まない私でも、画面がごちゃごちゃしていないためか非常に読み易かったです。
2巻以降から面白い、という漫画はよくありますが、この作品は1巻から面白いです。新刊が出るのが楽しみで仕方ありません。