狙撃手ミラの告白

狙撃手ミラの告白

1,469円 (税込)

7pt

3.8

家族のため、祖国のため。少女は敵を撃つ――
第二次大戦下、309人の敵を仕留めたソ連の伝説のスナイパー。
実話に基づく歴史ミステリー!

1941年。狙撃学校を優秀な成績で修了した大学院生のミラ・パヴリチェンコは、ドイツのソ連侵攻を受けて軍隊に志願した。劣勢の前線に送られ、日々仲間を失う苛烈な状況のなか、ライフルを手にひたすら己の任務を遂行する。やがて凄腕の狙撃手として知られるようになったミラは、戦局の鍵を握るアメリカへ渡り支援を仰ぐ派遣団に抜擢されるが、そこには合衆国大統領の暗殺計画が待ち受けていた――。

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狙撃手ミラの告白 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月06日

     現在、現時点で、数少ない正統派冒険小説の担い手のトップ・ランナーは、間違いなくケイト・クインという女性作家である。印象的なヒロインと、緻密な考証に基づいて描かれるスケールの大きな戦争時代の冒険とロマン。かつての冒険小説のほとんどが男性作家であったことを思うと、今、この時代だからこそ、戦争の物語の渦...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    伝説のスナイパー、リュドミラ・パブリチェンコの戦争と、大統領暗殺の陰謀。

    リュドミラ・パヴリチェンコは独ソ戦を戦ったソ連の伝説的な女性スナイパーで、確認戦果309という脅威的な記録の持ち主です。そのリューダをモデルに、伝記的ながらサスペンスを織り交ぜた半フィクションに仕立ててあります。だいたい、前...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月04日

    読み物としては展開が速くて面白い。実在した人物だけどフィクションもおり混ざっているので、本人の自伝も読んでみたい。
    そして、この話の舞台が今のウクライナ。100年も経たないうちに同じ土地で、今度はロシアを相手に同じような戦争が繰り返されてる現実を思うと、ほんとに面白い本だったけど、ミラの考え方が良い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月29日

    やっとケイト・クインが読めました

    前々から気になる作家さんでしたがなかなか機会がなくってね〜

    はい、本作は誰もが知ってる第二次世界大戦下のソ連軍の伝説の女性狙撃手リュドミラ・パヴリチェンコを主人公に据え、その半生をケイト・クインの空想力を爆発させたフィクションで描くというものです
    もちろん実際の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月22日

    第二次世界大戦で主戦場となったウクライナ。ロシア系の書物は名前も地名も読みづらく覚えにくくて苦労するのだけど、地名がすんなりと、地図さえ頭に浮かんできたのには苦笑。

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