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Posted by ブクログ
歴史人口学者による、これからの少子高齢化社会の日本の姿。予測では、2100年には四千万人になると…。確かに、どれだけ出生率を増加させようとしても、すぐに変わるものではないしなあ。さらに2055年には国民の40%が高齢者に。
ただ、この本はいたずらに不安を煽るのではなく、希望のある未来のために現実を正しく受け入れそのためにこうしていこう、という提言がある。
そのために、日本だけでなく、世界の人口がどうなるか、経済はどうなるのか、労働環境はどうなるのか、俯瞰して将来の姿が見えるように細かく書かれている。
そもそも文化に伴い人口は比例するものではなく、少子高齢化は日本特有の問題ではない。日本がいち早く迎える少子高齢化は世界の問題を解決するコンテンツになる可能性さえあるのだ。
Posted by ブクログ
津波のように日本社会の在り方―経済成長から地域コミュニティー、国民意識までを変えてしまう。それが人口減少の持つ力の大きさである。本書では現在の出生率が続けば2050年には日本の人口は8900万人と1億人を切り、2100年には4000万人を切ってしまうという恐るべき推計が示されている。現状のままでは確実にこれらの推計は現実のものとなろう。
その時、日本の経済、国土形成、家族には大きな変化が訪れる。倍増する現役世代の社会保障負担、縮小する一方の市場規模、次々と消えていく地方の集落と増え続ける老人世帯・・・。
もはやこれらは従来の公共概念を超えた問題だ。筆者は海外との交流を通して新たな文明を構築していこうと述べているが、私は保守を基軸としたい。すなわち、歴史、哲学、文化、自然と向き合い、日本の依って立つ基盤を理解したうえで、勇気をもって変革していく。それこそが、今の漂流から脱出する鍵なのだ。
Posted by ブクログ
高齢化社会と人口減少社会。
今後の日本の形を語る時に大きな問題点として認識しているこの問題。
文章の中で論理的に無理な飛躍が、無く非常にわかりやすい構成。
以下に私が特に気になった箇所をご紹介。
(1)1974年発布された「人口白書」の中で、「人口を抑制するべき」と明言していた事実。つまり当時の計画通りの状況になっているという事実に驚き。
→変化する外的要因に対応して、方針を変化させてこなかったの?
(2)世界の人口問題も2050年までは発展途上国を中心に急激に増加するがそれ以降は人口停滞期にはいるという予測
→今は中国・インドの人口爆発。その後はアフリカ。と人口が増え続けるんだという間違った世界観が修正されました。
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