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現在の1億3000万人が、50年後に9000万人、100年後は4000万人にまで減ると予想される日本人口。この変動が政治経済や労働環境、家族関係など社会全体を激変させる。「過疎化」するニッポンの行方とは?歴史人口学者がデータを駆使して描き出す、渾身の未来予想図。
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Posted by ブクログ
【読書その175】増田元岩手県知事等の有識者から構成される日本創世会議の報告書が話題を呼んでいる。我が国において、人口減少への取組は大きなイシュー。そこで、NHKにも出演した、上智大学経済学部教授鬼頭宏氏の人口問題を扱った本。近代からの人口推移の議論は興味深い。
日本の人口は、晩婚化・非正規労働者の増加(所得減)など子供が増えにくい状況になっていることを分析。実は政府が1974年に人口減を提言していたことはびっくり。対策としては、高齢者の活用、女性の社会進出、移民の受け入れ等の大体は予想していた内容。この状況を乗り越えるには結局は社会システムの大きな変革が必...続きを読む要と言うことか。
遠いようでそう遠くない2100年の日本。 人口が3分の1になった日本。 今とはかなり違った日本になるようだ。 悲観しているばかりではしょうがない。 人口は増えればそれでよいということではない。 社会を営む上で必要な人口を維持することが大切。 これからの日本社会はどうあるべきなのか。 日本の衰退ばかり...続きを読むをいう内容ではなく 人口減少をきっかけとした新しい国作りを提言するような内容だったので良かった。 でも問題はやはり深刻なようだ。
先日も大きく報道された人口減少問題を、日本だけでなく2100年の世界まで広げて論じた内容。 著しく減少していく地方に暮らして、弘前市でも経営計画のメインを人口減少対策にしているだけに、もっと考えていかなくてはならないテーマです。
人口統計調査ではもしこのまま何の対策も打たなければ、日本の人口は2100年に今の3分の一にまで減少する。これはそうなった場合どうなるのか、そのための対策を記載している。現状を踏まえた上で楽観的に今後の行く末を見ることができた。歴史人口学的にもこれまでの日本の人口推移などが分かって興味深い
今から出生率が奇跡的に上がっても、既に一億人を切る事は決定的な事実。労働人口を上げなくてはいけないから、女性の掘り起こしか、外国人受け入れしかない、という話。 個人的には大賛成で、ぜひ動くべき。今の人口ベースの日本で、年金や社会制度、増税を議論すべきじゃないし、無理がある。
歴史人口学者による、これからの少子高齢化社会の日本の姿。予測では、2100年には四千万人になると…。確かに、どれだけ出生率を増加させようとしても、すぐに変わるものではないしなあ。さらに2055年には国民の40%が高齢者に。 ただ、この本はいたずらに不安を煽るのではなく、希望のある未来のために現実を...続きを読む正しく受け入れそのためにこうしていこう、という提言がある。 そのために、日本だけでなく、世界の人口がどうなるか、経済はどうなるのか、労働環境はどうなるのか、俯瞰して将来の姿が見えるように細かく書かれている。 そもそも文化に伴い人口は比例するものではなく、少子高齢化は日本特有の問題ではない。日本がいち早く迎える少子高齢化は世界の問題を解決するコンテンツになる可能性さえあるのだ。
とりあえずのメモ。 少子化対策と移民政策を同時進行するのはダブスタではない。少子化対策の効果がでるには長い時間がかかり、其の間減少しつづける労働人口を補う必要があれば移民はあり。ただ経済規模が縮小してもいいなら移民政策はとらんでもいい。移民せず経済規模維持するならかなりの効率化が必要。
津波のように日本社会の在り方―経済成長から地域コミュニティー、国民意識までを変えてしまう。それが人口減少の持つ力の大きさである。本書では現在の出生率が続けば2050年には日本の人口は8900万人と1億人を切り、2100年には4000万人を切ってしまうという恐るべき推計が示されている。現状のままでは...続きを読む確実にこれらの推計は現実のものとなろう。 その時、日本の経済、国土形成、家族には大きな変化が訪れる。倍増する現役世代の社会保障負担、縮小する一方の市場規模、次々と消えていく地方の集落と増え続ける老人世帯・・・。 もはやこれらは従来の公共概念を超えた問題だ。筆者は海外との交流を通して新たな文明を構築していこうと述べているが、私は保守を基軸としたい。すなわち、歴史、哲学、文化、自然と向き合い、日本の依って立つ基盤を理解したうえで、勇気をもって変革していく。それこそが、今の漂流から脱出する鍵なのだ。
高齢化社会と人口減少社会。 今後の日本の形を語る時に大きな問題点として認識しているこの問題。 文章の中で論理的に無理な飛躍が、無く非常にわかりやすい構成。 以下に私が特に気になった箇所をご紹介。 (1)1974年発布された「人口白書」の中で、「人口を抑制するべき」と明言していた事実。つまり当時の計...続きを読む画通りの状況になっているという事実に驚き。 →変化する外的要因に対応して、方針を変化させてこなかったの? (2)世界の人口問題も2050年までは発展途上国を中心に急激に増加するがそれ以降は人口停滞期にはいるという予測 →今は中国・インドの人口爆発。その後はアフリカ。と人口が増え続けるんだという間違った世界観が修正されました。
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2100年、人口3分の1の日本
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