子どものことを子どもにきく

子どものことを子どもにきく

715円 (税込)

3pt

3.7

父親が息子に年に1回インタビューをする――3歳から10歳になる子どもの成長をとらえた新鮮な試み。1年ごとに新しい価値観と言葉を獲得していく過程をこれほど豊かに切り取った記録があるだろうか。意表をつく受け答えは驚きと笑いの連続。知る人ぞ知る子育てエッセイが待望の復刊。ちくま文庫化に際し、刊行から20年以上を経て、著者と息子・隆さんの現在と当時を語る「あとがき」を収録。

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子どものことを子どもにきく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月25日

    親と子、大人と子どもの理想的な関係がここにあった。自分の子どもが小さい時に読みたかった。子どもとの対話を記録するっていいなと思った。
    内容も否定するでもなく、考えを押し付けるでもなく、会話を楽しんでいる様子が読んでいて楽しかった。

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    Posted by ブクログ 2024年02月13日

    こどもに聞いているスタンスがとても柔和で面白い。だからこそ子どもも語れるのだろうと思う。
    私は保育者なのでこういった柔和な語りにとても引かれてしまう。

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    Posted by ブクログ 2023年04月17日

    いい。
    子供の過ぎ去っていく時をつかまえたいというのは、多くの親の願いに違いない。
    ある人は写真魔に、ある人は日記魔になるが、杉山さんはインタビュアーになった。しかも年一回。
    この絶妙な特別感が、まずいい。
    インタビュイーたる息子さんは、日常から一ミリくらい浮いた気分で、つきあったのだろう。
    聞く、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月24日

    児童文学作家が、自分の息子にインタビュー。
    3歳から10歳まで、年に1回父が息子にインタビューしたものを雑誌に掲載していた。子の定点観測みたいだった。子どもの成長がわかると同時に、親も成長させられていることに気づく。あとがきに、20年後の息子の姿も。らしく成長したのだ、と感じた。
    ちょっと、椎名誠の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月10日

    どの子もそうなのだろうが、言葉は喋れるようになったけれど、論理的ではなく支離滅裂。そのくらいの時期が一番面白い。我が子が話せるようになったら、記録してみたいなと思った。

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    Posted by ブクログ 2022年12月07日

    初版は26年前。
    この本は内容は覚えていなかったが、おそらく一度読んだことがある。
    子どもとの会話の内容に特別突飛なものはないので、今読んでも印象に残る話題はない。

    2000年に文庫化されているが、2022年に再編集して、ちくま文庫から再文庫化された。
    ちくま文庫のためのあとがきが15ページ程あり...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年10月09日

    後書まで含めて良かった。
    ちなみに、2歳半の娘にインタビューすると、中々会話が成り立たなかった。

    3歳の頃の記憶から朧げに持ってて…とか、後書では高校時代に自転車で旅に出てたり、30代後半になってネイチャーガイドになってたりと、とても良かった。

    0

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