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Posted by ブクログ
小飼弾さんが紹介されていた本。議論の理論武装をしてやろうと手に取りました。
本書はまず、議論を行う際に現れる典型的な考え方を提示します。具体的には感情論・インチキ理論・冷笑主義者といったようなものです。
続いて、そもそも「議論」とは何かが掘り下げられ、最後に議論における発言者の心得が記述される。
本書ではくどいほど述べられていますが、そもそも「議論」のルールを知らないために議論が正しく行われないことが問題である、と筆者は主張しています。
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自分が議論をするときはもちろんのこと、誰かが議論をしているものを自身で考えるときにも生かせる考え方が満載。本書は、今までなんとなく「まぁ、そうなんだろうな」と思っていたことを、ちゃんと言語化し説明してくれるので、理解がしやすい。
Posted by ブクログ
議論とは人の話を聞くことである。相手は自分のいったことなど聞いてくれないのが当たり前、はなから自分のいったことを疑ってかかる方が自然と考えて下さい。感情論を避けるための原則 わからなかったら聞いてみる。ネットの情報を過大評価しないこと。匿名の発現はただのゴミ。匿名で発言する場合には、せめてその中に少しでもきらりと光るものを入れるように努力しなくてはなりません。そして匿名の発言を読む側は、自分がゴミあさりをしているのだということを念頭において、そのなから価値のあるものを自分で選り分けなくてはなりません。議論とは、それぞれが相手の話を聞き、分からない点を質問して、共通の問題について理解を深めていく過程です。 個人がそれぞれの自由意志を殺して、社会と同化することによって社会はなりたっていくと考えるのが、日本人のムラ社会的な発想です。そこには個人の自由は存在せず、個人は社会全体の利益のために存在します。これは最終的にファシズムと呼ばれる考え方にもつながりかねません。 西洋的な考え方では、個人は、自分の自由意志の基づいて、社会に参加することを決めたものと見なされます。好き勝手な発言が許されないのではなく、好き勝手な発言は自分の意志でしないのです。 日本人的な考えでは、ルールというものはそこに存在するもので、とにかく守らなければならないものです。これはムラ社会におけるオキテであり、昔からそういうことになっているというだけの理由で肯定されるべきものだと思われています。これによってルールは固定化し、存在理由をなくしています。 ルールとはこれを守れば皆が幸せになれるという一種のノウハウです。だからこそ、皆が自発的に守ろうとするはずのものなのです。 議論では発言の自発性が重要です。
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