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もしも日曜の次の日が“自分だけの一日”だったら?(「日曜日の翌日はいつも」) 買ったマンションに前の持ち主が“同居”していて毎日規則正しい生活を送っていたら?(「ハミングバード」) 描いたものが動き出す“魔法の鉛筆”を手に入れたら?(表題作) 明日、あなたはこの世界に迷い込むことになるかもしれない――。海外でも高く評価された「ハミングバード」他、あたたかな筆致で描かれる、誰も見たことのない日々。 不思議のきらめきと日常の素晴らしさに浸れる短篇集。
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Posted by ブクログ
普段短編集はあまり読まないけど、とても面白かった!一つ一つのお話にしっかり浸かった。 特に「星は沈まない」の登場人物たちが愛おしい。最初から順番に読んで、読み終わったらもう一度読み返すといろいろ胸熱。 心に残った登場人物たちが本の中あちこちに。
面白かったー!! SF・ファンタジー作品の中には、世界観に入るまで時間がかかるものもありました。でも、この作品はその世界にスルリと入れて楽しめました。 そして、読み進める手が止まりませんでした!!
過去、現在、近未来を描くSF(サイエンス・フィクション)にしてSF(すこし・ふしぎ)な作品でありながら、現実と空想が交錯する世界に生きる人々の絆を味わえる一冊。同時に「私もいつか不思議な体験をするかもしれない」と読者に思わせるような物語でもある。現実の中に溶け込んだ空想を描いているはずなのに、どこか...続きを読むノスタルジーさえ感じるのは何故なんだろう。 とても読みやすくSF初心者にもオススメ。 この本を読み終えた後に残る不思議な感覚を、ぜひ多くの人に味わってもらいたいです。
たまたま書評を読んで面白そうだったので読んでみました。ノスタルジックなSFでちょっとウエット。面白かった。他の作品も読んでみよう。
やっぱり好きだな、相川栄輔さん。文章が合う。 「ハミングバード」は「惑星と口笛ブックス」で二度ぐらい読んで、英訳の朗読されたやつもたしか聞いて、だから4回めぐらいだったのだけど、なぜか今回が一番感動した。奇妙な設定ながら、出てくる人がみんなまっとうで、理性的で、だからついつい「やさしい世界」と評した...続きを読むくなるんだけど、何回か繰りかえして読んでいると、そうは言ってもそれぞれに後悔や不安や行く先の不安定さを抱えていて、それがあんな形で表現されていることがすごくグッと来るようになった。そのせいか、大江さんのポエトリーリーディングが、なんか心に響いたりして。よい短編。 それからなんといってもやはり「黄金蝶を追って」が傑作。才能を持つということ。それをつらぬくこと、信じるということ。どれも十字架を背負って歩くような重荷になり得るんだよなあ。記憶のなかの黄金蝶とついに対面する強さを持ち得たことが、成長の証しなのかもしれない。これもいつか読みかえしたい作品。 「シュン=カン」は、そう来るか!という発想の妙味。「俊寛」高校生の時歌舞伎教室で見たなあ。あの最後の場面がこの短編でもきちんと解釈されていて、そうかーとなった。 「引力」は、ヒドゥン・オーサーズ以来2度目。これも今回のほうがえぐられるものがあったな。さほど大きく絶望しているわけではないのに、静かにじわじわと追いつめられた感覚。これ、だれもが何かしらの形で持っているんじゃないだろうか? だからみんな、どこかでアポカリプスに惹かれるのかも。(子どものころだったら学校が火事になれば、とか、台風で休みになれば、とかね) すごく好みの短編集でした。
6作品収録されている短篇集で、どれも面白かった。平易だけど美しい文章。SF要素やファンタジーが日常に入り込んでくるものの、主人公たちはそれを大げさに騒ぎ立てないので、奇抜な設定なのに奇抜さを感じずに読める。1話目の「星は沈まない」は2021年に小説すばるに掲載された作品のようだけど、今は実際にコンビ...続きを読むニエンスストアにAI店員が導入されつつあり、近い未来を先読みするような興味深さがある。しかも、あとに出てくる短篇で驚きの展開もあった。最後の話も驚いた。
日本より先に海外で評価された 自称"逆輸入作家"相川英輔さん 「黄金蝶を追って/相川英輔」 (S)少し(F)不思議なSF短編集 AIとコンビニ店長 幽霊と暮らす女性 時間の間に陥る男等々 幅広い少し不思議な設定が日常を送る人達とリンクしてリアリティのある不思議な世界を構築...続きを読むしている ともすればリアリティに欠けた滑稽にも感じる世界に陥ってしまうSF どの作品も不思議が主人公達の日常もたらす感情の変化に見事にリンクされており、短い物語とは思えないカタルシスを感じる作品もあり 短編集なのでゆっくり一本ずつ読む予定だったにも関わらず、一本の「星は沈まない」から世界に引き込まれて一気読みしてしまいました SF好きの方だけでなく沢山の方に読んで頂たい作品でした ぜひ短編だけはなく長い作品も読んでみたい!と、すぐに別の作品も積読に買い足した位好きな作家さんの1人になりました SFではないジャンルも書かれているようなので、読むのが楽しみです
文字で読む、世にも奇妙な物語。 といった感じ。 非現実だけど、ちょっと先の未来でありそうな感じがよかった!
面白かった。 「日曜日の翌日はいつも」が特に良かった。 逆セカイ系というか、人間が足掻く作品が好きなのだと思う。
すごいSFを見つけたかもしれない。淡々とした描写なのになんてハートフルなんだ。ヤングの小説にも似た暖かな読後感がある。 でも、後書きで出版社(しかも他社)の名前を誤字るのはちょっと興醒めなので星を引きます。
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相川英輔
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