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Posted by ブクログ
本書の中でおすすめされていることの一つに「NDC(日本十進分類法)(10×10)を脳内四次元ポケットに!」というものがあるが、これが本書の立ち場を象徴しているように思う。
これを聞いて「10×10枠の分類枠を自身の思考整理枠としてもっておくと便利!」とすんなり思えてしまう人(それがどの程度存在するのかわからないのだが)と、「はぁ?何言ってんの?」となる人の両方がいるのではないかと思われるが、「はぁ?」となってしまう人も、一旦一呼吸置いて、「この著者はこういう人なんだ」ということを念頭に置きながら、本書をはじめから読みはじめることをおすすめしたい。
本書全体に貫かれている「こんなふうに調べると、こんなことがわかっちゃって超楽しいよ!」というテンションを一旦、著者(=他人)として切り離しつつ、「情報探索にやたらテンションが高くなってしまう知り合いのお兄さんが、いろいろ教えてくれちゃう本」だと思って読んでみると、ちょっと苦笑いするところもありつつ、「でも、教えくれてよかった。お兄さん、ありがとう!」と思えてくるんじゃないか、と思う。
そういう意味では『ネット情報におぼれない学び方』というタイトルは、なんだか教条的で、本書がもっている質感(とその良さ)をうまく反映しきれていないと思う。どちらかというと、「リサーチオタクのお兄さんが教える、楽しい調べ方教室」とかそういう感じ。
そういう意味で、身近にいて困るといろいろなことを教えてくれる、ちょっと年上の「お兄さん」みたいな本なので、中高生も大学生も大人も、自分がいつでも頼れる存在として、1冊手元に置いておくのが良いのではないだろうか。
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