「がんはとにかく怖い」そう思っているなら大間違い。今やがんは日本人の2人に1人は経験する病気。怖いのは、がんではなく、がんを知らないことなのです。予防策から告知の際の心構え、検診や治療法選択のコツ、痛みとの付き合い方、費用、最期の迎え方まで、すべて「練習」しておけば憂いなし。読み物仕立ての闘病記で様々なケースを追体験するうちに、誰もが平常心でがんと付き合えるようになるはずです。
Posted by ブクログ 2011年12月06日
「チーム中川」の中川先生の本。これは読むべし。
長生きのおかげで,いまや日本人の2人に1人が癌になり,3人に1人が癌で死ぬ。しかるに核家族化と稀薄な信仰心のため,日本人は自分や家族の死について考えることを避ける傾向にある。そして日本は癌検診が普及していない。心の準備不足のところに突然癌の診断が下っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月15日
■がん
1.がんに関する迷信:a.食べ物の焦げは、がんのモト。ドンブリいっぱいの焦げを毎日食べない限り問題ない。 b.日焼けは皮膚がんのモト。メラニン色素の少ない白人と違って、日焼けはあまり気にする必要はない。むしろ、活性型のビタミンDが作られて、がんを予防する効果がある。
2.日本人のおよそ2人に...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月29日
これは素晴らしい本です。
受験、恋愛、就職にハウツー本があるように、本書はがんのハウツー本です。
2人に1人ががんになる時代なので、がんについて予習しておくことは役に立つことだと思います。
①働き盛りに肺がんと告知された男性
②切除か温存かに葛藤する乳がんの女性
③男性機能障害に直面する...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月04日
人は必ず死ぬ。
それも多くの確率で「がん」で死ぬ。
そして図らずも原発事故、放射線によるがんの発症については科学的根拠の乏しさなどが指摘されているが、それでも今後一層、「がん」がナーバスな存在であることに変わりはない。
今でも十分にありふれた存在ではあるが、そんな世の中で「がん」を知らないのはあまり...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月30日
義母ががん告知を受け、妻も僕も動揺してしまった。がんの闘病についてはあらゆるメディアで見聞きしてはいるが、いざ身近な人がかかるとまるで違うものだと思った。ましてや自分が...と思うと。
この本では現在のがん治療に基づいた例をわかりやすくいくつか紹介し、患者やその家族がどのように対処しているのか、具体...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月13日
ガン、聞き慣れてるから、知ってるつもりになって、情報を得ようとしない。こういうの、バカの壁っていうんだっけ?ちと違うか?
ガンって遺伝で起きると思ってましたよ。うちは、がん家系じゃないから。とか。違うんだね。ガン細胞って毎日、誰にでもできてるんだね。体の機能でそういう細胞は除去されてるけど。
ガ...続きを読む