交通崩壊(新潮新書)

交通崩壊(新潮新書)

902円 (税込)

4pt

4.0

日本の交通行政は「部分最適」の集合体である。新幹線の延伸によって寸断される在来線のネットワーク。欧州で復活続くも日本では広まらない路面電車。自転車に加え電動キックボードも乗り上げカオス化が進む歩道。権限を警察が握り、「まちづくり」の観点での施策が進まない道路行政……。そろそろ全体最適を意識した総合的な交通政策を構想すべきではないか。都市・交通問題に精通したジャーナリストによる提言。

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交通崩壊(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    交通のあり方として、公共交通、と言うなら民間に任せるだけでなく、公共団体が住民のためフォローすることの頭の整理が必要なんだと思う。あと、歩道の歩行者の安全確保、大事。

    0
    2023年10月29日

    Posted by ブクログ

    地方や民間任せにせず国としても交通政策に関わるべきだというようなスタンスで書かれた本でした。これからますます高齢化が進み車による移動が困難な人が増えてくることを考えると、国としても公共交通維持のための対策などに力を入れるべきだと思いますので、大変納得できる内容でした。鉄道廃線がニュースになったりしま

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    トラムの上下分離、自治体が公共インフラ財源を確保、シェアサイクルの普及、著者指摘のとおり役人では実現出来ない。尖った施策は首長の出番、富山市はまさしくその通りだった。

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    思っていた以上に厳しい状況にある鉄道。このままでは大都市部を除き鉄道は全廃となるだろう。鉄道、道路と先送りのツケが回る日本の現状を糾弾する。

    昭和末期の赤字ローカル線問題より話題にならないが余程大きな問題。道路と異なり独立採算の鉄道は人口減少、過疎化によりたち行かなくなっている。その厳しい現実。

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    日本の情報として真新しいものはなかったが、世界の事例を示して日本の交通を論じているところはよかった。

    国策としてどの路線をどのように維持して持続可能な交通体系を構築していくのか、真剣に考えるべきだと思う。

    個人的には国費を投じて技術開発やイノベーションをスピードをあげて実施し、自動運転やメンテナ

    0
    2023年07月29日

    Posted by ブクログ

    日本の政治は交通を重視してこなかった。在来線の廃止、危険な歩道、路面電車が広まらない理由。
    道路行政への痛烈な提言。

    0
    2023年08月10日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  統合的な交通政策の不在
    第2章  鉄道の役割を再定義する
    第3章  遠ざかる路面電車ルネッサンス
    第4章  CASE革命時代のクルマの役割
    第5章  歩行者に安全な歩道を取り戻せ

    <内容>
    タイトルは勇ましいが、要するに日本の交通行政は縦割りで、旧態依然していることを訴え、利用

    0
    2023年06月08日

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