鬼と日本人の歴史

鬼と日本人の歴史

770円 (税込)

3pt

3.4

絵本などで親しまれながらも恐怖の対象でもある「鬼」。「鬼」は古代では畏怖の対象だったが、時が経つにつれ、都合の悪いものを表すような存在となっていった。その歴史をひもとけば、日本人の心の有様もみえてくる。

...続きを読む

鬼と日本人の歴史 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月02日

    鬼滅好きが高じて鬼について知りたくなったため読んだ。

    鬼が日本でどう捉えられてきたのかという話。
    鬼は元々人間が死んだものとされていて、中国から渡ってきた。それが怨念を残して死んだもの、厄災を運んでくるもの、実在しないもの…というようにどんどん捉え方が変容していったが、障がいを持って産まれた子や外...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2023年05月20日

    鬼って古来から日本に馴染みのものだけど、もともとは精霊だったんだね。仏教の影響を受けて現在の形になったみたいだけど、現世に未練を残す死者の霊が鬼になると認識されていたようだ。人間の妄執ってことに繋がるんだろうけど「鬼婆」という言葉はあるのに「鬼爺」とは言わないもんね。
    執念の差ですかね。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    鬼は桃に弱くて、だから桃太郎とかすげー!
    プロパガンダとして太平洋戦争中に桃太郎の映画が作られてたのこわ
    米英兵に見立てたツノが生えた西洋人と会談する桃太郎とかシュールすぎる

    12世紀の絵巻ですでに鬼のぱんつがトラ柄とかヒョウ柄なのかわいすぎるwwぎゃるww

    鬼ってバレないように頑張っても赤鬼の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月27日

     鬼について、ひとまとめにした新書。鬼とは、時代によりとらわれ方は色々あり、外国からもたらされたもの、疫病といったところや、何より自身を正当化するために蔑視すべきマイノリティを鬼と見なしていたところが非常に興味深い。そしてそれは戦争期における鬼畜米英といったものも含まれ、現代においても、例えばコロナ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月14日

    〝排他的かつ自己中心的な態度〟歴史の中だけのものではないだろう。入管法の改悪が話題とならない国にあっては。

    0

鬼と日本人の歴史 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくまプリマー新書 の最新刊

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

小山聡子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す