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Posted by ブクログ
『機嫌がいい人ほど、うまくいく』を読んで最も印象に残ったのは、「善や悪という概念は、あくまで個々の価値観に基づくものであり、絶対的な基準ではない」という気づきでした。
私たちはつい、自分の意見に近いものを「善」、異なるものを「悪」と判断しがちです。しかしそれは、自分の中の未熟な自己愛――他者の価値観を受け止めきれず、世界を狭く見る視点――に起因するのだと感じました。
本書は「機嫌」という一見小さな感情が、実は他者への寛容さや、多様な価値観を認める姿勢と密接に関わっていることを教えてくれました。機嫌がいい状態とは、自己愛が満たされ、他人に干渉したり優劣をつけたりする必要がなくなった状態。その安定した心が、自然と他者との調和や自由な発想を導くのだと思います。
「正しさ」より「機嫌のよさ」を選ぶ――この考え方は、社会の中で他者と共に生きるうえで、ひとつの大きなヒントになると感じました。
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