無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
嫌・嫌韓流! “在日一”の毒舌論客がタブーを崩す!――「隣人」たちが背負うこれだけのハンディキャップ。国籍、参政権、入居、就職……真の民族共生社会を阻む、ニッポン社会のこれだけの壁。
●現実はどうなのか。私は、小説や映画も大好きだが、それ以上に現実が好きだ。現実の中で起こる出来事や事件、あるいは人物のほうが小説や映画以上にドラマチックだったり、かっこよかったりするからだ。私が本書で取り上げた在日世界や在日コリアンも、やはり映画や小説で描かれたもの以上にかっこよかったり、かっこよくなかったりする。でも、それが在日社会や在日コリアンの現実であり、すごさでもある。また、在日コリアンを知ることは、日本社会を別の角度から点検する行為でもある。在日コリアンが直面している課題は、日本人が直面している、あるいは日本社会に突きつけられた課題でもあるからだ。本書をできるだけ、多くの日本人に“食べて”もらいたい。
●芸能・スポーツ界の在日パワー
●日本経済を底辺で支える在日
●在日コリアンが参政権を求める訳
●日本人の在日に対する誤解
●日本国籍取得は在日にとって得?
●お粗末な在日旧軍人への対応
●見殺しにされる在韓被爆者
●朝鮮学校卒業生の受験資格
●外国人への入居差別はあきまへん
●切り崩される就職差別の壁
Posted by ブクログ 2019年06月20日
1956年生まれ、在日韓国人三世、朴一(パクイル)著「在日コリアンってなんでんねん?」、2005.11発行。敗戦時、在日の人口は236万人、170万人が帰国、60数万人が日本に。そして二世、三世、四世として定住。1910~1945年の植民地時代、1950年の分断、在日コリアンの侮蔑と差別の歴史が紹介...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
卒論のための本、第2弾。読みやすくて、わかりやすくて、この本は何度でも読める。在日コリアンについて書かれた本の中で私が最も好んでおり、また人に薦めたい一冊だ。筆者はテレビなどでもお馴染みの人物だが、本人が在日であるから、また学者であるからこそ感じられるリアルさがこの本の中にはある。在日理解を進めるに...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月26日
◆1945年時点 日本帝国崩壊・植民地支配終結
236万人
170万人 帰国
↓
50年戦争
60万人 帰国断念
◆金嬉老事件
感想
★★★★⭐︎
小説『ある男』で登場していた人物が在日三世であり、かつ、授業のレポート作成のために手に取った。
映画『ラーゲリから愛を込めて』で、第二次世界大戦後に...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月28日
最初はタイトルがタイトルだし、たまたま開いたページが「あの大物芸能人も実は在日」みたいなところだったから、そんな罪なミーハー心もあって読み始めた。ところがこれはなかなか骨太な本。在日コリアンの人々の古今の位置づけを詳しくわかりやすく解説してくれる。
しかし、読んでも読んでも日本という国の在日コリアン...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月20日
差別。それは、人が向き合いたくない、でも誰の心にも少なからず存在する意識。
それによって、少数者、マイノリティは社会の援助を受けられなかったり、就職、結婚、住居などで差別される。
一番の問題は、本当に差別している人は、それが差別だとは夢にも思っていないことだ。
自分と社会がよりよく生きていくために。...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。