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とりたてて何事かを為し遂げているわけでもないのに、日々の生活を楽しみ、それなりに満足しながら暮らすことができる人がいる。一方で、努力を惜しまず、周囲から賞賛される立場にいながら、いつも不安や焦燥感にかられる人もいる。こうした違いは「自己価値感」に由来すると、著者はいう。「自己価値感」とは「自分に価値があるという感覚」のこと。自己価値感をどのように獲得し、保持するかで、その人の性格や人生が決まるといっても過言ではない。そのカギは、幼児期から青年期の養育環境にある。「安心感」「適合感」「達成の喜び」「友情」「恋愛」など、それぞれの経験の心理学的意味を著者は解説する。そして、たとえ不幸な境遇ゆえに自己無価値感に陥ったとしても、屈折した心の修復は可能であると説く。いつも他人の眼が気になってしょうがない人、「どうせ私が…」が口ぐせの人、無理にがんばってしまう人……。つらい生き方から抜け出すヒントが満載。
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Posted by ブクログ
自己価値観のある人はどのくらいいるんだろうか。
裕福なアメリカ人のイメージ。
そして日本人では勉強も運動も友人関係も充実して、明るく元気で、でも嫌味な感じ全くない人がたまにいるけど、そんな人のイメージ。
多かれ少なかれ、自己無価値観を持つ人の方が多い気がする。
もしも生きにくいと思うなら、この本を読むとその根本原因が少しわかるかもしれない。
自分がもし褒められた時に「ありがとう」ではなく「すみません」とか「そんなことないです」と言ってしまうのなら、「ありがとう」それだけを言ってみるようにする。
自分の感覚や感情、自分の言葉に自信を失っているのなら、自分を抑えずに言葉に出してみる。他の人の意見に左右されずに。素晴らしい、好き、嫌い、つらい、やりたくない、、、なんでも!
自分の努力や根性では自分の本当にやりたいこと望むことにはたどり着けない。必要なのは情熱と知恵と勇気と愛。三代目魚武浜田成夫さんも「情熱」という詩で言ってる。
Posted by ブクログ
昔から「根拠のない自信を持っているやつ」が嫌いだった。自信とは、努力に裏付けられたものであるはずと考えていたからである。しかし、最近になって、根拠のない自信って意外と普通の人が持っているものかもしれないと思うことが多くなってきた。そもそも自信とはなんだろうか。そんなことを考えるようになった折、偶然本屋で見つけた。
「自分に価値があるという感覚」のことを「自己価値観」、自分が無価値であるという感覚を「自己無価値観」とし、幼児期から青年期の養育環境によって、自己価値観人間と自己無価値人間に大別されるという。もちろん遺伝的要素もあるし、大別されるといっても、多くの人はその間にいるのだと思うが、いずれにしても健全な心身状態とは、程度問題だが、「根拠のない自信」を持っていることであった。
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