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そうだったのか!ムダの先にある豊穣の世界
コロナ禍では「不要不急」がひとつのキーワードとなった。また「コスパ」「タイパ」、そんな考え方が日常を侵食している。しかし、要不要とはいったい何だろう。身のまわりのすべてのことを、「役に立つかどうか」「効率がいいかどうか」「払った対価に見合っているかどうか」、そんなモノサシで測ってよいものだろうか。
その価値観で捨てた「ムダ」なもの、それは本当に「ムダ」なのか?誰にとって?何にとって?そもそも「ムダ」で何が悪いのか?「ハチドリのひとしずく」を日本に紹介した著者が「ムダ」を切り口に、暮らし、労働、経済、テクノロジー、人間関係などについて思索する。
Posted by ブクログ 2023年05月12日
効率的であること、生産性を上げること、そのためにムダを省くことが最善とされる風潮の社会に疑問を投げかける本書。
ムダを突き詰めるとそれは自分という存在にブーメランのように返ってくることに気がつく。
自然界には無駄がなく、その自然を損なう人間こそが実はいちばんの厄介者でムダな存在であるということ。ごも...続きを読む
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