ナマケモノ教授のムダのてつがく

ナマケモノ教授のムダのてつがく

1,540円 (税込)

7pt

4.2

そうだったのか!ムダの先にある豊穣の世界

コロナ禍では「不要不急」がひとつのキーワードとなった。また「コスパ」「タイパ」、そんな考え方が日常を侵食している。しかし、要不要とはいったい何だろう。身のまわりのすべてのことを、「役に立つかどうか」「効率がいいかどうか」「払った対価に見合っているかどうか」、そんなモノサシで測ってよいものだろうか。

その価値観で捨てた「ムダ」なもの、それは本当に「ムダ」なのか?誰にとって?何にとって?そもそも「ムダ」で何が悪いのか?「ハチドリのひとしずく」を日本に紹介した著者が「ムダ」を切り口に、暮らし、労働、経済、テクノロジー、人間関係などについて思索する。

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ナマケモノ教授のムダのてつがく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月16日

    今の世の中でひっかかることが多く、読み始めた本。筆者の意見に全て賛同するわけではないけれど、役に立つとは?無駄とは?と考えるうえでいろんな視点をくれます。

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    Posted by ブクログ 2023年03月24日

    「役に立つかどうか」というのは、あくまでのひとつの指標である。それだけを指標にしてしまうことへの問題提起。ムダなものなんて、この世にはない!

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    Posted by ブクログ 2024年03月20日

    文化人類学者による、ムダについての考察

    現代社会は、役に立つかどうかという視点から物事をみる功利主義に凝り固まっていたのだなと思い知らされる。
    もっと頭を解すため、何回か読み返してみたいと思いつつ、参考文献も多くて、他の著書も読んでみようと思う。

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    Posted by ブクログ 2023年05月12日

    効率的であること、生産性を上げること、そのためにムダを省くことが最善とされる風潮の社会に疑問を投げかける本書。
    ムダを突き詰めるとそれは自分という存在にブーメランのように返ってくることに気がつく。
    自然界には無駄がなく、その自然を損なう人間こそが実はいちばんの厄介者でムダな存在であるということ。ごも...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年05月05日

    役に立つこと効率に価値を置く社会への警鐘。
    怠けものと無駄の定義や怠けものは無駄とは違うこと。さらには無駄こそ必要だと進んでいく。そして最後の「星の王子さま」のキツネのセリフ「時間をムダにしたから大切」で締める。うーん納得。

    0

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