何食わぬきみたちへ

何食わぬきみたちへ

1,595円 (税込)

7pt

向き合わずにいられて、安全圏で生きられて、いいな―。イジメを見てみぬふりした自分に嫌悪を抱く伏見と、障がい者の兄と暮らす敦子。傷だらけで世界への違和にあらがう高校生たちの物語。

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何食わぬきみたちへ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何だか鳥肌が立った。誰にも見つけてもらえなくて、誰にも見せなくなった感情がここにあった。この本に見つけられてしまった。

    純度の高い感情を目にすると、おれはほとんど引いてしまう。それ自体は良いけど、それを覆いつくす用に取り繕ってしまうことに慣れてしまった。

    もう一度読むぞ。

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    この著者は、普段日常で感じる様々な考えを、綺麗に言語化してくれるから大好き
    前作の「星に帰れよ」にもあったような、気持ちをぶつけ合うシーンが特に好き。

    0
    2025年02月27日

    Posted by ブクログ

    誰かに対しても自分に対しても、行動や抱いた気持ちがきっと正解ではないと感じてることに、登場人物たちが不器用にも向き合っていました。それを読んでいるこちら側もうまく言葉にできないし、正解の形はわからないけれど、何か感じたことから目をそらしてはいけないと感じました。

    0
    2024年01月12日

    Posted by ブクログ

    真っ直ぐな人間。当たり前の人間。そう思わないとじっとしていられない。目の前の問題と自分たちの事情がリンクしないと無表情で素通りするだなんて、悪意も情動もおかしみに変換するなんて、そんなのが常なんて、古川より余程暴力的だ。(P.36)
    おれと大石が互いに感じていた暗さや鈍さのようなものは、きっと&q

    0
    2023年03月07日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ読みやすくて、すぐに読み終えてしまいました。どの人が読んでも深く読み込めると思うけど、やはりこれは学生には絶対読んで考えてほしい。誰も彼もが関わったこと、考えたこと、体験したことがあるシチュエーションだと思うし、ありきたりな言葉ですがすごく考えさせられました。

    登場人物全員が本当にいろ

    0
    2023年02月22日

    Posted by ブクログ

    いじめをみてみぬふりしていたかもしていた大学生と、障害者の兄をいじめていたかもしれない人間と付き合っているかもしれない女子高生のお話(?)かもしれない。

    それぞれの現在と過去、過去の事件(?)との関わりかた、複雑な心情が描かれていた。

    うまくいかない友人関係から他者への攻撃、懺悔と反省、親子関係

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    こんなに若い作家さんが出てきていて文芸の未来は明るいですね。
    と思うと同時に自分の年を感じてしまいます。

    0
    2024年02月17日

    Posted by ブクログ

    YA向けかな。余白がかなり多いのでとっつきやすいとは思う。(内容はそうではないけど)個人的にはなんかモヤモヤが残る。

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

    出版社のプロモーションでよく見かけていて気になり読んでみました。
    高校の特別支援学級の生徒をいじめるクラスメイトを観察する伏見の章と、いじめられている子の妹である敦子の章、そして二人の章という三部構成。
    敦子はいわゆる「きょうだい児」という立ち位置で、障害のある兄・かっちゃんを恥ずかしく思う気持ちと

    0
    2023年02月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『何食わぬ顔をされるもどかしさ、するもどかしさ…』

    障害を持つ少年に対するいじめ。
    傍観者の視点、当事者の視点から、どうすることもできないもどかしさに悩みながらも、正解を見つけようとする若者たちの心の葛藤を描いた作品。読後に感じるもどかしさ… これも作者の意図なのか!?

    0
    2023年04月15日

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