約束の果て―黒と紫の国―(新潮文庫)

約束の果て―黒と紫の国―(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

4.3

「私たちのこと、忘れないでね」――そのとき、風が吹いた。大地に咲く紫の花が、一斉に空へと舞い上がる。かつて黄金の草原で、少年が少女に誓った約束が、五千年の時と遥かなる距離を越え、いま果たされる。偽史と小説――父から託された奇妙な古文書に秘められた謎。壙(こう)とジ南、史伝に存在しない二つの国を巡る、空前絶後のボーイ・ミーツ・ガール。日本ファンタジーノベル大賞受賞作。(解説・杉江松恋)

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約束の果て―黒と紫の国―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初は三国志?のような字面が続いて、楽しく読めるのか不安になったが、すぐに作品の世界に引き込まれた。
    挿絵がなかったこともあって、後半の文章を読んでそうだったのかと思うところもありとてもおもしろかった
    途中から少しグロい表現がでてくる

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    3.9。面白かった!話のシンプルさを眩ませ先へ先へ導く構成が見事。実のところこの作品名も著者もまるで知らなかったのだが、ひょんな事から知って手を出した。大当たり。こういう事があるから小説読むのがやめられない、と改めて思わされた。

    0
    2023年11月10日

    Posted by ブクログ

    空前絶後のボーイ・ミーツ・ガール!!
    な~んて帯に書かれたら、もう駄目、気になっちゃって買ってしまったよね。
    さすが、日本ファンタジーノベル大賞受賞作、作中の世界を理解するまでが難しい。これもまだまだ読み返したいシリーズ。
    表現がとても儚くて美しくて好き。

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すべての仕掛けを理解した上で、また読み返したくなる一冊。ただし初見時の感動は感動であったので、「時間を置いて」読み返したくなるというべきか。
    アジテーションに利用される遺物、という話から始まることもあり、現実的な話かと思いきや、娯楽小説とされる作中作が思ったよりファンタジーにすっ飛んでいき、しかもそ

    0
    2025年01月29日

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