入門講義 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』

入門講義 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』

1,705円 (税込)

8pt

3.5

哲学の役割は物事を丸ごと説明するテーゼを提示することではない。ウィトゲンシュタインはぼやけた物の見方を論理的に明確化し、世界や人生のディテイルから目を逸らさぬようにと、私たちをガイドする──。20世紀最大の哲学書『論理哲学論考』とはどのような本なのか。独特の概念を一つずつ押さえ、難解かつ複雑に枝分かれした『論考』の議論をわかりやすく読み解くとともに、世界的な解釈論争にも分け入り、後期哲学への連続性も視野に、ウィトゲンシュタインの思考を生き生きと描き出す。

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入門講義 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年12月17日

    ウィトゲンシュタインの前期の思考について。
    解説本なので、読みやすい。但し、前期は言葉の役割やルールについて考えた所に留まり、結局文脈依存性に触れる言語ゲーム論の方がウィトゲンシュタインの真髄。

    有意味な言葉とは写像理論である。写像とは写し取るという事だが、要するに世界の中で物事がどうなっているか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月11日

    妙に硬くないところが気になった。所々の解釈は先行本と違って、面白い点あった、『ガイド』とか。後期との一貫性の説明は平明でナイス。『偉大な失敗作』をどう活かすのか、まだこれから浴び続けなきゃ。

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