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テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット……。情報が氾濫する時代、逃してはいけない大切なことをメモにとる。日記を書くとみずみずしい感性を失わない。自分なりに、情報を自由に書く、新しい日記の書き方!
●日記を書き続けることで、変化してきたのはどんなことかというと、敏感になったことでしょう。それまでなら「まあ、たいしたことないや」と思っていたことが、「気にしたほうがいい」と感じるようになったこと。反対に、気にしていたことが「今日はこういうことがありました」でいいだろう、という考え方をするようになったのもあります。
僕が成熟することでの変化であったり、他の変化であったりします。それを隠そうとしても、毎日書き続けることで、それを見れば出てくる。だからといって、それが正解とはいえない。
日々の変化というのは、日記を書き続けることで、若返る、みずみずしい感性を保ち続けることであり、日記を読み返すことで、感性の衰えを感じることでもあります。
<日記力『日記』を書く生活のすすめ>
●インターネットでは拾えない情報
●訃報記事は過去の復活
●今日でなければ無意味なもの
●日記憲法5ヵ条
●時代を俯瞰する目
●アンテナの磨き方
●昨日と今日の微妙な変化
●日記の若返り効果
●120日坊主から始めよう
●遺言と自分史
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
日記というごく私的な記録について、私的でありながら他人と似た形式になりがちなのは何故か。オリジナルであることにこだわる。
そんな視点で語られており、とても参考になった。
日記力とは観察眼を磨くことであり、情報をキャッチして逃さない工夫である。
自分が目指したい日記の形がこの本の中にヒントとしてたくさん書かれていた。
阿久悠氏の書く詞のオリジナル性は彼のそんな考え、ポリシーの元に生まれていたのだ。
やはりオリジナルにこだわることはとても意味があることで、またそれこそが他人とは違う自分、個性なのだと思う。
日記力を磨くのは自分。毎日何となく過ぎていく時間の中にエッセンスがある。
見逃さないこと。忘れてしまっても自分の感性に刻まれていれば、他の瞬間にそれが飛び出してくる。
自分を見つめつづけることが日記であり、オリジナルを確立していくということなのだろう。
数々あるhow to本のような指南書ではなく、阿久さんの語りの中から自分の書きたい日記の姿について考えさせてくれる内容だったところが、とても読み応えがあり満足できた。
Posted by ブクログ
有名な作詞家・小説家である阿久悠さんの、20年以上続ける日記の流儀や思いが語られている。
日記は自分の内省や日々の行動記録というイメージがあったが、その日一日の興味のアンテナに引っかかった世界情勢・スポーツニュース・自分の考えなどを同格に書き記していくという点が新鮮だった。確かにその方がその一日の世界と自分をより臨場的に記録できる。また、そうすることで、時代を感じられるということと、その中で何かになろうとする感性を持とうとすることができるということが書かれている。
時代を感知する個人の感覚と、時代にファッションとして飛びつくのではなく時代の中で何かになろうとすることを大事にしたいと思った。
Posted by ブクログ
阿久悠氏の日記に対する考え方、また、23年間、一日も欠かさずつけ続けたオリジナリティあふれる日記についての記述も。ハウツーやマニュアルではありません。
なぜ日記をつけることが大事なのか、続けるとどのように変われるのかなどが書かれている。
阿久さんは、日記につけたい出来事をあらかじめメモしておき、夜になるとメモを集めて、一日1ページの限られたレイアウトに何を書いて何を捨てるか、情報の取捨選択、一人編集会議を始めるのだそう。
阿久さん専用の新聞というか、キュレーションメディアみたいだなあと思った。
こういうことの積み重ねが、昨日と違う今日の確認ができたり、日々の創作活動の原点になっているのだろう。
私は日記といえば自分や身の回りの人の行動や自分が思ったこと感じたことを記録するものとばかり思っていた(発想が夏休み中の小学生と同じ…w)ので、政治、経済、訃報、スポーツの試合の結果など世の中の出来事を記録する日記でもいいんだ!と目から鱗。
日記を続けると、日々の生活で感性を磨かれ、言葉に敏感になり、みずみずしい手紙が書けるようになったり、会話が磨かれてくるようになったりすると書かれており、手紙を書くのが好きな自分には魅力的な利点が多い。
でも私は三日坊主で到底真似できそうにないので、Twitterや自分が書いた手紙の画像(スキャンデータで保存している)をたまに見返して、あの日、あんなことをツイートしたとか、手紙にあんな話題を書いたとかいうことを日記代わりにしたいと思う。もし本当の日記を始めるなら、手帳の空きスペースにちょっと書くことからなのだろうなあ…、一日1ページはハードル高い!
Posted by ブクログ
昭和の大作詞家による日記論。社会をどのような方法で見ていたかが垣間見れる。
・自分のアンテナに引っかかったことや思いついたアイデアは、すべてメモに残す。
・世界情勢、国内の事件、スポーツの結果、記憶に残る言葉、自分の考えと行動を同格に書く。
・ネタは5つを選んで順位を付け、1ページの日記に書く。選ぶ作業をすることで、その日のニュースが頭の中に入る。その日の自分の視点を確認できる。
・一番の関心事は、今現在の日本人。人間や世の中を観察することで、時代の風が見えてくる。
・どのような時代に生まれ、どのような時代を生き、存在してきたかを確認した方がいい。
・重要なのは、ニュースをどのような状態で聞いたか。それを積み重ねることによって、意味が出てくる。
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