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ウクライナ戦争後、国際政治上の最大の焦点。
時のアメリカ大統領に
「悪の枢軸」と名指しされてから20年。
2つの国家は、
なぜ「核」を通じて既存の秩序に抗うのか。
そして、今後の展望とは――?
二〇〇二年、米国ブッシュ大統領の一般教書演説で「悪の枢軸」と名指しされた北朝鮮とイラン。負のイメージで覆われた二つの国家は、なぜ「核」問題を通じて既存の国際秩序に抗い、二〇年後の現在もなお、世界の安全保障の台風の目であり続けるのだろうか?
本書は、長年にわたって現地調査を行い、両国の「素顔」を知悉する専門家がタッグを組み、その内在的な論理に接近した注目の論考である。核兵器拡散の脅威が日々高まるなか、負のレッテルの向こう側にある「正体」の理解抜きに、混乱を極める国際政治の将来は語れない。
Posted by ブクログ 2023年02月24日
ありそうでなかった、日本では”なんとなく”一括りでみなされてしまう二か国の現代史をコンパクトにまとめた本。
朝鮮民主主義人民共和国については、まったく知見がなかったため、これまでニュースで通じて知らされる情報がいかに偏ったものであったのかを認識した。ただ、イランよりも朝鮮民主主義人民共和国の方がより...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月22日
書店でタイトルに惹かれて、手にとった。
本書でも何度も登場する「悪の枢軸」の2国。これらの国の歴史、他国(主にアメリカ)との関わりといったものがまとめられ、何故今このような状況になっているのかを知るのに役立ったと思う。特にイランはアメリカの大統領が変わる度に振り回されてきたというのが、ある意味同情...続きを読む
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