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一人で作業したときよりも、集団で作業した時のほうが一人当たりの作業量は低下し、
集団の人数が増えるほど手抜きの量も大きくなる――これを「リンゲルマン効果」と呼ぶ。
「自分だけ頑張ってもしょうがない…」「誰かがやるからいいだろう…」という気持ちは、誰の心にも存在するが、
度が過ぎると手抜きは感染し、そばにある“リンゴ”から次々に広がり、最後には箱全体を腐らせる。
われわれの身近にはどんな手抜きがあり、それはなぜ起こるのか? 男と女、どちらが手抜きしやすいか? 日本人と中国人では?
どんなときに感染しやすく、どうしたら防げるのか?
……「手抜き」にまつわるエトセトラを、手抜き研究の第一人者が読み解く!
最良の手抜き対策はどれ?
1.罰を与える
2.社会的手抜きをしない人物を選考する
3.リーダーシップにより仕事の魅力向上を図る
4.パフォーマンスのフィードバック
5.集団の目標を明示する
6.パフォーマンスの評価可能性を高める
7.腐ったリンゴの排除/他者の存在を意識させる
8.社会的手抜きという現象の知識を与える
……答えは本書に。
(※本書は2015/6/23に株式会社 三五館より発売された書籍を電子化したものです)
Posted by ブクログ 2023年05月07日
本書は、身につまされる本である。手抜きを無くすことにとどまらず、個人として、集団としてどうすれば生産性を向上できるかを解説している。
集団にとって手抜きが厄介なのは、それが周囲に感染っていくという特性を持つからだ。
手抜きとはなんであり、どうして起こり、どうやったら防げるのか?
本書では、その原因...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月27日
【文章】
とても読み易い
【ハマり】
★★★・・
【共感度】
★★★★・
【気付き】
★★★・・
手抜きの要因
・低い評価可能性…「がんばっても評価されない」
・努力の不要性…「自分がやらなくもアイツがやってくれる」
・手抜きの同調…「アイツもさぼってるなら自分もさぼる」
・緊張感の低下…「...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月10日
手抜きが起こる背景や要因について語った書。読んでいてなかなかない切り口であり、またページ数も短いため、サクッと読むにはいいのかもしれない。
読み終わった最終的に感じたのは、手抜きがどれだけ起ころうとそれはあくまで本人の問題だということだ。手抜きをしようがしまいが、その結果として似たような人が集まる...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月21日
手抜き、サボりが起きる理由を分析して、最適なサボり対策を明示した?本。
ハウツー本というよりも論文を手軽にしたという印象。
罰を与えるも、褒めるもどっちも、いずれか効果をなくすことや、動機付けには性差があること等。
手抜きを防ぐための方法はいくつかあるけれど、
実はさじ加減が必要という。
人はど...続きを読む
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