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Posted by ブクログ
たった1人の圧倒的なヒロインではなく、西と東の世界の、ちょっと優秀な、でもまあ普通の女性たちによって語られる、大きな圧倒的な物語。
東西冷戦。アメリカとソ連。鉄のカーテンの向こうに、豊かな文化をもった別の世界があるというリアルなファンタジーはロマンチックでさえある。
読後感は米原万里さんの『オリガモリソヴナの反語法』に不思議なくらいそっくりで、とても豊かでスリリングで、愛情深い。
どこまでが史実で、どこがフィクションなのか、とても気になりつつ最後までこの世界を楽しんだ。何も知らなかった『ドクトル・ジバゴ』を、このあと読んだらまたどんなふうに世界が広がるのか、今から楽しみだ。
Posted by ブクログ
冷戦時代に鉄と火ではなく本を武器に戦う諜報部の女性達を描く小説
CIAやMI6と言えど実際には、ジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンのような活動ではなく、デスクワークや交渉がメインになってるわけで
CIAの女性職員達がカフェやレストランでコーヒーやドーナツを頬張りながら、同僚の噂話に花を咲かせるシーンが描かれているのが面白いと思った
高邁な理想を追って国家のために…ではなくあくまで業務
国家の安全を守る人々にも恋や家庭の悩みはあるということ
スパイ小説としてではなく、ある女性の恋や仕事の悩みを追った小説として読んだ方がいいのかもしれない
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小説・文芸
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