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Posted by ブクログ 2023年08月08日
最近、エルゼビア等が刊行する専門誌の掲載料がバカ高いとネットで話題になっている。知人にも自然科学系の研究者がいるが、数十万円の金が飛んでいくのはざららしく、よく愚痴をこぼしている。学術の世界は業績があってナンボであるので、高いインパクトファクターのついた国際誌に掲載するためにはやむを得ない先行投資と...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月29日
主題は学術出版の大手のシュプリンガーやエグゼルビアが、どのように経営されていて、どのような利益体系を維持するために、様々な方略を用いているか、ということである。
オープンアクセスもそれに取り込まれているがそれは著作権と同様な動きである。
院生にとっては、学術雑誌への投稿がどのようになされているか...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月13日
タイトルがよく内容を表している一冊。
学術書の中でも、いわゆるジャーナル部分に焦点を当てて、その歴史的経緯から平易に叙述している。
出版社側を批判する論調が多い中、そのような議論だけでは見えてこない視点が多く、示唆に富む内容である。
特に、アカデミック側に対する厳しいコメントが多いが、要するに批判...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月07日
学術出版の発達の歴史(機能の発達でもありビジネスモデルの発達でもある)が、近年のOA(や、一部オープンサイエンスも)の流れまで含めて書かれていた。
学術出版が、社会として捻出できる以上のコストを要するようになっているなら、量や質(論文の内容の質ではなく、学術出版の質)を社会が必要とする(コストを捻...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月23日
専門家は、すべての既存論文を調べる。車輪の再発明は避ける。
日本ではA型が多い、英国ではO型、インドではB型が多い。遺伝子の型が安定する基本法則=ハーディー・ワインベフクの法則。
査読まで進めば、採択率は半々。
科学者どうしによるレビューこそ、質を判断する最善の方法。
良心的な商業出版社は、著作権...続きを読む
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