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2022年2月、ロシアのウクライナ侵攻によって世界は予測不能な激動の時代へと突入した。だがこの戦争の苛烈きわまる現実やその背景を、日本のメディアは的確に伝えられただろうか。「なぜこんな事態が起きたのか」という人々の切実な問いに向き合えただろうか。長年、国際報道の理想と現実の間で格闘してきた第一人者が、ウクライナ戦争によって浮き彫りになった日本メディアの抱えるジレンマを指摘するとともに、激変する世界を前に国際報道が果たすべき役割を考える。
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年07月12日
所謂「国際報道」というモノが在る。それは「如何いうモノなのか?」を深く考えて綴ろうとしたことから本書は始まり、やがてロシアのウクライナへの軍事侵攻という事態が発生し、「連日のように耳目に触れる“国際報道”」ということになって、その報道の在り方にも筆が及んでいるのである。
本書の中で「戦争の最初の犠牲...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月17日
日本人のジャーナリストについて、ベトナム戦争から解説している。ロシアのウクライナ侵攻についても書かれており、現在の様々な戦争におけるジャーナリズムについて記載されている。それだけに多くの焦点があるので、どこに注目するかというよりも問題提起になっている。より限定された内容について詳細に書かれたものがあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月12日
著者の杉田弘毅さんは、1980年共同通信社入社後、大阪社会部、テヘラン支局、ニューヨーク支局、ワシントン支局長、論説委員長などを経て、現在は特別編集委員兼論説委員であり明治大学特任教授(メディアと国際政治)でもある。2021年度日本記者クラブ賞受賞。
国際報道に携わってきた自身の経験と見識から、特...続きを読む
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