ネクスト・ギグ

ネクスト・ギグ

950円 (税込)

4pt

3.8

逆光を浴びステージに登場したボーカルは、突如悲痛な叫び声をあげるとその場に頽れた。彼の胸には千枚通しが突き刺さっていた。衆人環視の中での不可解な変死により、ロックバンド〈赤い青〉は活動休止に追い込まれる。事件直前、カリスマ的なギタリストが演奏中に犯した、彼に似つかわしくない凡ミスは事件と何か関係があるのか? ライブハウスのスタッフである梨佳は、あの日なにが起こったのかを考え始める。やがて起きた第二の悲劇――ロックは、人を殺すのか? 無冠の大型新人による、感動の第一長編。/解説=有栖川有栖

...続きを読む

ネクスト・ギグ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月17日

    ロックとは何か!?

    主人公の児玉梨佳は全編にわたり登場人物全員に犯人探しの傍ら問いかける!

    言葉で現したらロックじゃない!
    音楽家の魂!
    ライブの会場に時たま降臨するもの!!

    なんて、曖昧陳腐な物ではなく、登場人物達は理路整然と自分達の持つロック像を述べてくる!


    学生運動の時代からラブ&a...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月20日

    プロローグからしてミッシェルガンエレファント好きそうな作者だなと思っていたら速攻で名前が出てきて手を叩いて喜んでしまいました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月18日

    あらすじを読むだけで、衆人環視の殺人!と心惹かれ読み出したものの、当初は地味な感じがしていた。主人公がいまいちはっきりせず、好感を得られなかったからかもしれない。
    みんなのロック論を聴いて回るのはなかなかおもしろく、もともとライブ通いをしていた私はそれに気を取られてミステリということを半分忘れかけて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月04日

    ロックバンド小説×本格ミステリーが融合したデビュー作。私は著者と同年代で、90年代以降のバンド文化に多少馴染みがあるので、音楽小説としては文句のつけようがない出来だと思う。業界を取り巻く厳しい現状やコンポーザーが抱える生みの苦しみ等の描写は特にリアリティがある。トリックの種明かしには拍子抜けしたもの...続きを読む

    0

ネクスト・ギグ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

鵜林伸也 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す