昆虫学者はやめられない(新潮文庫)

昆虫学者はやめられない(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

4.5

もしかして、ものすごい新種を見つけてしまったのでは!? 大雪の山だろうと激流の川だろうと、私はひたすら突き進む。そこに虫がいる限り――。チョウやカブトムシばかりが昆虫ではない。“化学兵器”を搭載したゴミムシ、集団行動により最強の生物となったアリ、メスにプレゼントを贈るクモなど身近にいる虫たちの驚きの秘密を「南方熊楠の再来?」と注目される気鋭の学者が軽快に解き明かす。(解説・ヤマザキマリ)

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昆虫学者はやめられない(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昆虫の生態に関する記述を通して、「人間もまた生物の一種である」という視点を意識させられた。
    メスがフェロモンを放出してオスを呼び寄せる場面で、「人間のオスも同じように、知らぬ間に“呼び寄せられている”のかもしれない」と気づかされる。なのに、オスは自分の魅力でメスを引き寄せていると思い込んでいる様子に

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    虫の知識と採集や研究の苦労話のバランスがすごく良くて読みたかったのはこれだー!ってなった
    語り口も軽妙だけど軽すぎずでこれも読んでて心地良い
    カラスの話が一番おもしろかった(虫は!?)

    0
    2024年06月28日

    Posted by ブクログ

    研究者がどんな考えを持っているのかを探れる本。そういう意味でとても興味深かった。
    出てくる昆虫は正直知らなかったが、ものすごく昆虫が好きというわけでなくても楽しめる。

    0
    2023年12月22日

    Posted by ブクログ

    蜻蛉の幼虫を研究していらっしゃるので
    車の中には網、バケツ、パッド、胴長靴、
    その他一式をいつも用意されておられる
    虫博士の友だち、
    野山の道を歩く、それもじっくり観て歩かれる
    ので、1メートルを30分は優にかけた観察者になってしまう森の案内人、
    そんな素敵な方たちと友達付き合いをしていると
    自ずと

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    昆虫学者に分類学者、その道を究めている人たちって本当に尊敬します。新種の章がすごく興味深く、パリの博物館まで標本を見に行くとか、許可があれば郵送で借りることもできるとか、それも専門家として業績をあげて先方からの信用を得なければならないとか。図鑑に載ってる昆虫さんたちの生態等、先人や今なお研究に励んで

    0
    2025年01月21日

    Posted by ブクログ

     小学生のころ、夏休みにカブトやクワガタ、セミを採るのに熱中した時期はあったが、いつの間にかその熱は冷めてしまった。多くの人はそんなものだと思う。しかし、著者がすごいと思うのは、虫を発見、収集すべく、極寒の夜中に何時間も待ち受けたり、交通の不便なところや海外の危ないところにまで出向いたりと、その辛さ

    0
    2023年12月11日

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