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Posted by ブクログ 2023年08月19日
まだ林芙美子をよく知らない。
NHK「100分de名著『放浪記』」の回で林芙美子の文章の魅力に目覚めた。
上記番組で指南役を務めた、作家の柚木麻子さんが、とっても新しいんです、今こそ読んでほしいと言っていた意味がよく分かりました。
この本は、その林芙美子の若き日の紀行文を収めたもの。
1930年か...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月02日
林芙美子の海外への旅、紀行文集成。その主な行程は以下のようなもの。
1930年1月 台湾
1930年8月 大連、ハルビン、杭州、蘇州
1931年11月~1932年6月 シベリア鉄道を使い、パリ、ロンドンへ
1934年5月 樺太
1936年10月 北京
最初の台湾行こそ準公的な団体行動で...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月21日
林芙美子の紀行文をまとめた
オリジナル編集の文庫本。
ハンディで嬉しい。
283ページの本とはいえ
芙美子さんって一文がわりと長いので
なかなか読み終わらなかった。
旅の記憶も濃ゆいしね。
鉄子としてはシベリア鉄道もいいけど
満州鉄道の記録も良かった。
それからパリを拠点にバルビゾンまで
足を伸...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月21日
●は引用、その他は感想
ブックレビューに”沢木耕太郎や下川裕治の先取りのようだ”というコメントがあったが、自分もそういった印象を受ける。バイタリティーに富んだ人なのだろう。だから、興味があるとそれを実行してしまう。本書では、軍国主義の台頭に嫌悪感を表わしているのに、たぶん同時に語られる愛国心の発露...続きを読む
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