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Posted by ブクログ
"2009年2月時点で世界的な不況が続いている。そんな中、私の働く業界でも、各社が業績の下方修正を余儀なくされている。この春には春闘を通して様々な施策が展開される可能性があるので、本棚にあったこの本を手にとって読んだ。
著者の方は、外資系企業でM&Aの祭、人員削減を行う人事責任者として活躍した人。
賛同しかねる点がいくつかあった。
人員削減が、企業業績に貢献しているという点だ。人員削減を推進する当事者としてはこれくらいのことを思わないとやっていけなかったのは、確かだろう。しかし、この考えは全ての企業に当てはまるように語っているのは間違っている(と私は思う)。M&Aのような場合は彼のいう人員削減は意味のある物かもしれない。同じ仕事をしている人が倍になるのであるから、適正な規模にするという力が働くのは当然なのでしょう。しかし、日本の多くの企業がリストラといって人員の整理をする場合、業績の不振や事業の失敗に起因する場合が多い。働く人たちから見るとそれぞれの分野でプロとして活躍してきただけに裏切られたという気持ちしか生まれない。そんな人員削減は百害あって一利なしと考える。社長を始めその事業に携わっていた幹部含めて会社を去るのであれば理解できるかもしれないが、多くの場合はそんなことはない。
この本で賛同した点は、プロ意識を持って働くべきだという点。結果を出すべく集まった集団が企業であり、企業の本業を通じて社会に貢献をするのが責務である。こうしたプロ集団の一員でありたいと思う。不安な気持ちを持ったままではすばらし仕事はできないというのが、私の持論だ。クビの必要の無いような業績を上げ続ける企業を目指すべき。"
Posted by ブクログ
外資企業で人事を担当していた著者によると、外資での人切は雇用とセットであり人材のリフレッシュメントである、と。
リーマンショック時に、オフィスから荷物をもって出ていく社員の映像がニュースで流れていて、衝撃を受けたものだが、外資企業では皆いつかは人切りに合うかもという意識で働いているのと、クビを切られてもそれが転職時にマイナスにならない、といった働く際の考え方が、そもそも日本企業とは全く違うことを、改めて認識した。
ただ、やはりクビ切はされたくないから、業績を上げようと猛烈に努力することで全体のパフォーマンスが上がるのだろう。その一方、上司にゴマをする社員がいたり(英語だとapple polisherというらしい)するのは日本同様みたい。
2時間程度でさらっと読めます。
Posted by ブクログ
日本企業に勤めていると、外資系では働けなそう!と思ってしまいました。
スピードが求められ、しかも成果主義、実力主義の世界です。
どっかの会社の下位の人を総入れ替えって、怖すぎる!日々かなりのプレッシャーがありそうです。
クビに対する制度は凄いしっかりしていて、日本も見習って行かなければ行かない所はたくさんあると思いました。
どう考えても転職はこれから増えていくものでしょうし。
終身雇用・年功序列はセットでないと意味がないだろうし、それを維持していくのは正直これからだと難しそう。
会社に籍を置きながら転職活動できたり、そういったプランがしっかりしていて、次への綱渡りが比較的に上手くいきそうで、そういったところがよさそうです。日本だと無理そう。
根回しについての記述が意外でした。日本独特のものかと思っていました。向こうの方が上司の権限は絶大なんですね。日本以上に人間関係に気を遣ったりするのかな。
ナンバー2キラー。これは怖いですね。現実には凄い多そうですが。仕事の囲い込み、その人しかできない仕事って、普通に多いと思います。マニュアル化とかしにくいものもあるだろうし。それの怖さを改めて感じました。これを防ぐのは結構大変かも。上司とかだと、部下を育てる意外にも、その人自身の能力とかがと割れる時代なので、余計にありそうです。
あと仕事を完璧にこなしすぎて筆者がクビになるというのがショッキングでした。こういうこともあるのか、とびっくりしました。これがビジネスの世界かーと感じました。
外資の会社や、慣習について知れてよかったです。
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