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女性の社会進出が進む中、男女ともに未婚率が上がり、性交未経験の割合も増加している。そして女性たちの性のありようも多様化している。「30歳になって処女は重かった」と語る女性会社員、DVに悩みセックスレスの既婚女性、SMに魅了される女性、ストリップに号泣する若い女性たち。利用する女性たちだけでなく、サービスを提供する店や人々への取材を通して、性に対する多種多様な欲望や風俗に通う動機を探り、女性たちが求めているもの、そして手にしたものは何だったのかを探る。
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Posted by ブクログ
気軽に読める本だと思って興味本位に手にとって見たが、女性の孤独や地位について深く考えさせられる1冊だった。 女性用風俗(女風)だなんて、中年以上の年齢で、特定富裕階層の女性だけの嗜みという偏見を持っていた。利用者の実態は、年齢層を問わず、低所得者や主婦などまで多様である。 サービス内容も、普段実現...続きを読む出来ないプレイのみならず、揉みほぐしのマッサージ、カスタマイズデートや人生相談などなど、多岐に渡る。セラピストにはマルチタレントが求められるので、驚いた。 そして、利用者同士の強固なネットワークにも驚かされる。めでたく女風を卒業した後も続いていく友情の形を知った。 女風は、性欲解消、話し相手、娯楽といった、単純な問題ではない。生きづらさを感じている人にとって、辛い日々を何とか生きていくための必須機能というか、セーフティー機能にさえなっている。 街や職場で声をかける文化が廃れ、本当に「イイ男」はなかなか見つからない。良いパートナーと巡り合うことがなく、単調で閉塞感のある日々を送る女性たちの声を拾った1冊。私の周囲の女性だって、人には言えない悩みを抱え、苦しんでいるかも知れないこと、少しは気に留めたい。 ううむ、この本をテーマに読書仲間と語り合ったら盛り上がるのだろうか? まだ、読書会では紹介出来ないので、皆様のレビューを密かに読む程度にとどめておこう。。。 著者の菅野さんは、孤独と性の問題、現代人の抱えるテーマに向かい合い、関係者達と信頼関係を築きつつ、丁寧な取材を継続している。同年代の一読者として敬意を表したい。
タイトルのインパクトに惹かれて手に取った一冊。 女性用風俗のルポルタージュから見えてくる今の日本の生きづらさが痛いほどに伝わってきた。 タイトルで食わず嫌いしないで読むと目から鱗が落ちる経験が待っている。
■女性用風俗業界では女性がセラピストに依存してハマることを「沼る」と言い、逆にセラピストが女性を囲い込みわざと依存的な関係を作ることを「沼らせる」と表現する。性経験の少ない女性は、その「沼」に落ちやすい。
ジェンダー平等時代の女性が抱える矛盾を女性用風俗が受け止めている メンタルが破壊された人々の拠り所になっているのか
全体的には興味深かった。 利用者さん、経営者層、セラピストのインタビューがなされていて、女性用風俗を俯瞰…まではいかないけれど、一通りのことは分かった。 一方で著者の精神的な幼稚さが目立ったのが惜しい。自らに降りかかる不幸を社会や他人のせいにしているところが散見され、考察が浅くなってしまっていた...続きを読むように自分は感じた。 もっと女性用風俗業界を俯瞰した全般的な歴史と発展の推移について知りたい。
最近ジャンルとして確立してきた女性用風俗について、利用者、経営者、セラピストらのルポと、宮台氏との対談 男女雇用均等やコロナ禍の背景だったり 風俗を利用する男女の違いだったり、 全部そうではないでしょうと思うけど 現代日本を知る上で色々と興味深い
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