王族アルファの花嫁候補【SS付】【イラスト付】

義月粧子 / 小山田あみ

ロックハート財団のクレイグから、双子のオメガは“繁栄を約束する象徴”としてガードナー家が選ばれ、弟の身代わりに花嫁候補になるハルト。クレイグに一目惚れしていたハルトは喜ぶが、寡黙なクレイグに戸惑う。入籍の夜、予定外に発情してしまい、理性の欠片なく獣の欲望だけとなったクレイグに、暴走するまま貪られて……。はしたない匂いを撒き散らすハルトは、クレイグを挑発することしか出来なくて――。イケメン王族α×控え目大学生Ωの溺愛オメガバースラブ

※サイン版との重複購入にご注意ください。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: ジュリアンパブリッシング
• 掲載誌・レーベル: カクテルキス文庫
• ページ数: 264ページ
• 電子版発売日: 2022年03月18日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[you · ★★★★★]

健気

たまにすごく読みたくなります。クレイグは、ちょっとキザすぎて、ナツキは、自由すぎて、ついていけないところもあるけど、ハルトがなにせ健気でかわいい。きゅんときます。ハッピーエンドで満足です。

＃胸キュン ＃ハッピー ＃癒やされる

[TAKI · ★★★★☆]

みにくいアヒルの子？

美しく自己中の双子の弟ナツキのかげに隠れ、つつましく過ごしてきたハルト。そんなハルトのサクセスシンデレラストーリー。ハルトの魅力になかなか気づかないクレイグもどうかと思うけど、気がついてからの執着ぶりは小気味良い。すれてなくて素直で聡明なハルトが、愛されて美しく成長していくのがいい。

＃ハッピー ＃切ない

[かもめ · ★★★★☆]

あんな弟がいたら嫌だな…

華やかなで、社交的な弟と比較され、自己評価の低かった兄が、見事に花開いていく過程が面白い。
普段は冷静で理性的なのに、攻めの前だと、おどおどしてしまうところも、かわいらしい。
読者には、絶対、兄の方がいいとわかるのに。
ただ最後の設定がとってつけた感があって、説明っぽく、これいるかなという感じがした。

＃ハッピー ＃切ない ＃萌え

[ふ · ★★★☆☆]

わかりにくい溺愛？

あまあまなんだろうけど、わかりにくい。後半は、すっきり。

[mol · ★★☆☆☆]

王族？

義月先生の他作品を読んで、作者買いしたくなり、
試し読みをしてから購入しました。
残念ながら、期待ハズレでした。

まず、攻めのクレイグは、王族といっても貴族程度の立場でした。
対するハルトは血筋の良い庶民で、性格も可愛らしく、感情移入して読むのには抵抗ありませんでした。
二人の関係を覆す何かがきっとあるに違いないという期待で、中盤まではトキメキながら読むことができました。
しかし、二人が運命の番、両思いだということにお互いが気づく描写があっさりで、トキメキがどこかへいってしまいました。

なにより、
双子のオメガは“繁栄を約束する象徴”という背景が
説得力のないもので、がっかりしました。
100年前の相関図が、私には思い描けませんでした。
しかも、それが話の落としどころとは…。
せめて、その生まれ変わりとかだったら、まだ納得がいったとは思うのですが。

相関関係以外は読みやすく、中盤までは楽しく読めたので、半額ぐらいになれば買っても後悔しないかもしれません。

＃ほのぼの

[ブクログ · ★★★★★]

二卵性双生児のハルト弟ナツキ。
オメガであることを存分に楽しむナツキに対し、ハルトは読者を好み未来を見据えて勉学に勤しむ。
王族の血筋に当たるクレイグと見合いで見初められたのはナツキ。
諦めを抱きながらも前に進もうとするハルトの健気さが善きです。

やっぱりと思いつつ、運命を感じていたハルトの傷心にキュンとしつつ、クレイグって見る目ないわー、と思っていると、ちゃんと挽回してくるスパダリアルファでしたw
諦めることに慣れたハルトが、中々状況を飲み込めないのが可愛かったです。

ナツキにイラっとしますが（笑）よくよく読むとコレはこれで可愛いwナツキとスコットの出会いのお話が欲しいです！続編期待！

激甘ではないけれど程よい甘さのオメガバースで善きでした。

小山田あみ　先生のイラストが美しくエロスで最高なのです