【電子限定おまけ付き】 旦那様と甘やか子守り浪漫譚 【イラスト付き】

小中大豆 / 六芦かえで

【イラスト付き】地方の元下級士族の長男・龍郎は、両親だけでなく妹までも失い、年の離れた弟の凛太を抱えて途方に暮れていた。その時華族の子守り募集を知るが募集は女性のみ。龍郎は女装して凛太と首尾よく潜り込み、初めての帝都で華族の主人の甥・珠希のお世話をすることになる。女装はバレてしまったが、珠希の叔父で雇い主の若き伯爵・春野政隆は強面だがおおらかな性格で、改めて龍郎を珠希の子守りとして雇ってくれたのだった。お屋敷での生活はまるで夢のようで、豪快で意地悪だけど優しい旦那様の政隆と過ごすうちに龍郎はいつしか甘い恋心を抱くようになってーー。 電子限定書き下ろしSSを収録!!

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 幻冬舎コミックス
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎ルチル文庫
• 電子版発売日: 2022年02月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 10MB

[み · ★★★★★]

切なくなる

中盤まで、子供達が不遇で
可哀想過ぎて泣きそうになります。
主人公は、ただただ優しいだけでなく
生き抜くための人間臭さもあり
共感出来ます
後半は、安心して読めます
恋愛の方は後半少しあるくらいですが
満足する内容でした

＃泣ける ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[yurichitian20 · ★★★★★]

イラストに惹かれて購入

この時代貴族と平民の差はどうしようもない
貴族の中でも借金生活をしていても表立って言える訳もなく
隠して更に傷を深くする
そのために家族を売り体裁を保つ
そんな人じゃなくてよかった

＃切ない

[Mo · ★★★★★]

主人公達の生い立ちの不幸に涙し、いろんな人に嫌なことされて辛い思いしてしばらく読むのが進みませんでしたが、雇い主がまさか街で自分を助けてもらった人で危機的な状況の時無事登場。本家に移ってから落ち着いて読む事ができました。ちびっ子達が仲良くなって家族四人仲良く過ごすのをもっと見たかった。

＃胸キュン

[ブクログ · ★★★★☆]

とてもよかった。
チートな旦那様と健気で実は男勝りな受と、可愛い子供2人で、これ以上ないほどベタだったかもしれないけど、そうわかっていても楽しくて仕方ない時間を過ごせました。
やっぱり小中先生は素晴らしいな。

[PINE · ★★★★☆]

子供たちが可愛く、優しい作品

チビーズがとても重要な存在となる作品でとにかく愛らしい。成長をこれからも見守っていきたい、それくらい可愛いです。癒し…。
子育てBLで出会いから始まる作品なのでラブ度は少ないのですが、それがちょうど良かったです。個人的にはなくても良かったくらい。
度々甘いものが出てくるのでぜんざいやきんつばが食べたくなりました！笑

[ブクログ · ★★★☆☆]

不憫受が弟ごとワケアリ旦那様に救われるほっこり（？）大正浪漫譚。
しかしラスト40頁で、この作者さん特有の巻きに入っちゃって、あーここもっと盛り上がれるところなのにーと惜しい気持ちになるまでがセット。

#そして大事なところで突然発生した「達郎」誰。サイレンナ〜イ

[ななな · ★★★★★]

作者さん買いでした

大正ぽい世界のお話。
あとがきで、本当の大正時代だと戦争など絡んでくるから…と書かれており、悲しいのが苦手なわたしにはかなり刺さる気遣いでした。

受は見た目は女の子っぽいですが、さすが長男！って感じのしっかり者です。誘拐犯にも目潰しきめるくらい勇敢。あとママみがあるという…これは幼少期にトラウマのある旦那様も惚れちゃうでしょうねー

攻は包容力のある大人だけど、けっこう繊細。最初から優しかったし、2人の間ですれ違いとか、恋愛面での邪魔者もでてこなくて、安心して読めました。
まぁ恋愛って感じになるのはほんとに終わりの方なのですが…前半～中盤は恋愛通り越してほとんど子育て夫婦でしたね！

[ブクログ · ★★★★★]

龍郎は両親と妹亡き後、幼い弟、凜太を育てるために、複雑な産まれの珠希の「ねえや」となり、珠希の伯父、政隆と出会う。

両親に愛された龍郎と愛を知らない政隆と珠希。複雑な背景がありながらも、身を寄せ合い家族になる心温まるお話
辛い過去があったり、大人の汚さ狡さに辛い思いをしたりもしますが、しっかり前を向いて、幼子に愛を与える龍郎と政隆の姿にほっこりします。政隆の真摯な愛が善きです。
大正浪漫漂う雰囲気も良かったです。