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これは予想外
様々なパターンのある異世界チートも、ついに「描画」まで来たか、と驚きつつ、軽い気持ちで読み始めた本作。
ただ、読み進めるとかなりのスケール感のある作品という事に驚いてしまった。
世界観の作りこみが非常に深い点がいい。
また、まだ明らかにされていない謎要素も多く、これもスケール感を出している。
そして絵。これがまた素晴らしい。
男性キャラも女性キャラも、モンスターも文句のないレベル。
これらの要素が絡み、ストーリー自体は王道展開ではあるものの、異世界チートものとしてはかなりのレベルにある作品と言える。
今回2巻まで無料で読んだが、これはもう少し先まで有償で読んでみたいと思わせる内容。
ただ、いくつか気になる点もあった。
まず、属性の相性。
「土属性のゴーレム」の弱点が「水属性のリバイアサン」であり、その水属性の弱点が「炎属性」って、どう考えても逆でしょう。
なぜ水の弱点が炎なの?炎の弱点が水でしょう?
土だって、一般的には「水を止める」もの。
2巻では、「炎の弱点は風」とあるが、炎に風を当てるとより燃え上がるだけじゃない。
弱点属性が全て逆だと思う。
これ、もしRPGとかでこんな設定があったとしたら、プレイヤーを混乱させるとして問題視されるレベルだろう。
その他、スライムでは消えなくて退治しないといけなかった召喚が、他の場面では戦闘が終わると勝手に消えるなど、都合の設定も多い。
ドローイングも、細かいところまで覚えているというのがちょっと不思議。
特に、2巻ラストあたりでは、「7歳の時に見た相手」を8年後も絵で再現できるという、これまた都合の良すぎる展開に。
あと、7歳にしては見た目が大人すぎる(7歳って小2に過ぎない。明らかに10歳以上にしか見えない)点や、完璧に近い絵がまれに崩れる点なども気になった。
ただまあ、弱点属性を除けば我慢できるレベルではある。
本作の、「意外なまでにすごいスケール感」を今後も維持していれば、この手としてはトップクラスの作品になりうると思う。
---6巻まで読んでみて---
6巻まで購入して読んでみた。
正直、3巻から始まる王都編、特に4巻からの対抗戦のシリーズは、ベタすぎてツマラナイ。
主人公、そんなキャラだったっけ?という感じでもあるし、見た目まで変わっている。
あと、主要女性キャラの区別がつかない点も問題。
なぜ髪色を同じにしたのか…。
王子の側近も、誰?という感じ。名前も変わってるし。
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