離縁された王女はイケメン騎士団長様に溺愛される

すずね凜 / ウエハラ蜂

「──王女殿下、私と再婚しませんか?」
カタブツ騎士団長×払い下げられた新妻

同情婚のハズなのに騎士公爵な旦那様にとろ甘溺愛されてます

母国への支援と引き換えにマルモンテル王国の王弟に嫁いだフランセット。

だが相手の乱暴な扱いに抵抗したため、

即日離婚されシュバリエ公爵オベールに下げ渡されてしまう。

「なんて色っぽいのだろう、堪らないよ」

美しく優しいオベールの妻になれたのは嬉しいが、

彼は自分に同情しただけだと思う彼女にオベールは熱を帯びた愛撫で自分の思いを伝える。

幸せに浸るフランセットだが宮中の女性達は小国の田舎者と彼女を蔑み!?

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: 竹書房
• 掲載誌・レーベル: 蜜猫文庫
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2022年02月21日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 13MB

[ラビットキャット · ★★★★☆]

面白いけど、、

これがLTではなくて普通の小説ならもっとステキなのだろうな！と思いました。
正直性愛の表現を極力省いたものも読んでみたいと思いました。
まぁ、、理解してますよ！そこんところは。
騎士団長が抱き潰し系なのが好きではない。長ければいいというものではない。

＃切ない

[そよ · ★★★☆☆]

うん。

ちょっと駆け足な展開だったのが、残念かな……
ラブシーンがいっぱいなのは嬉しいですが、Sっ気のヒーローは、予想を裏切られた感じががが(笑)
ヒロインも負けじとMっ気たっぷりだったなぁ……って
と、えっちシーンの印象が強くて、行為に至るまでのお話の流れがあらすじのように書かれているのが残念でした。
せっかくキャラ設定良かったのになぁ
エピソードを丁寧に書いて欲しかったな

[匿名 · ★★☆☆☆]

まあまあ

まあまあ良かった。途中からヒロインがヒーローの事をずっと、あなた、と呼んでいるのがなんとなく不快。夫婦を印象づける目的なのかもしれないが、あなた、なんてよりも名前で呼ばせてほしい。そしてヒーローは少年の頃にヒロインと出会ってからずっと好きだったとのことだが他の誰かとヤったことがあるとか直接的な表現はないがセックスに手馴れていて言動もエロ親父みたいで気持ち悪い。

[ローズ · ★★★★★]

清楚なお姫様がいいです。

国のために他国に嫁ぐお姫様と、その窮地を救う騎士団長のお話が良かったです。騎士団長の包容力とお姫様へのやさしさ、無垢なお姫様と大人の男の対比が良かったです。

＃胸キュン ＃泣ける ＃カッコいい

[ブクログ · ★★★★★]

王弟から下げ渡されたヒロインを救ったヒーローの公爵が本当にかっこいい。

展開は溺愛で、騎士団長として上に立ち、行進を指揮し整列や敬礼を見せてくれるシーンもかっこいい。令嬢にいじめられ、舞踏会で見返すシーンとか、王道かつ乙女の夢が詰まっていてとても好きです。

どう見ても相愛なのに、お互いの心はすれ違って……。戦地に行き祖国に帰る日のヒロインに送った言付けの言葉がすっごくときめいてはぁ～～～～～～ってなりました。かっこいい……。

[ころころ · ★★★★★]

ええお話や…

と思わず呟いてしまうお話でした。

すずね作品らしくどのシーンにもキャラクターの心情が豊かに描写されていて、もしかして？という可能性は残しつつアレ違う？と裏切られるような、ずっとワクワクドキドキしながら読みました。

悪役が清々しいまでに最悪でよかった。
国王陛下もよかったなぁ。
この主人公達が治める国でまたいろんなことが起きるお話を読めたら嬉しいです。

＃癒やされる ＃泣ける ＃切ない

[まあちゃん · ★★★★★]

花冠

幼い王女からもらった勝利の花冠
その時お互いが魅了され心に残る初恋となって、月日が流れて王女は自国を守る為に30以上も歳の離れダメ王弟に嫁ぐことに。なんて可哀想と思ったけど、そこで初恋の彼に出逢いそして結ばれる。心がホカホカするお話でした😊

＃癒やされる ＃胸キュン ＃ハッピー

[maru · ★★★★☆]

誠実で情熱的

ほろ苦い序盤にくらべ、後味のなんと甘いことか。
初恋って何でこんなに甘酸っぱいのでしょう。
お互いの大好きが溢れんばかりの物語でした。

[月見 · ★★★★☆]

よかった

初恋同士ハッピーで良かったです。意地悪されても逆に存在感を見せつける、田舎育ちでも王女の貫禄で見返す。悪役も最後は改心して後味のよいお話でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

最初から両思いなのに、すれ違いがもどかしい二人だった。
フランセットがその「最初」を勘違いしていたのもあるのだが、肝心なところで二人とも言葉が足りないから。
互いが互いを思いやりすぎて、相手を尊重しすぎて、お互いの本心の擦り合わせをしないまま、フランセットは身を引く決意をし、オベールはそんな彼女の本心ではない決意を諾としてしまう。
最初から両思いなのに、両思いなのに！
読者はやきもきするばかり。

幸い、と言っていいのか悩ましいが、幸い、夫に危機に駆けつける妻、そして妻の危機に駆けつける夫という展開でお互いの本心の擦り合わせができた二人は、騎士団の部下や家族たちに見守られた結婚式を挙げてハッピーエンド。
最初にフランセットを振った王弟陛下の言動は生理的嫌悪感を催すほどだったが、改心の速さにはちょっと驚いた。
彼の愛妾もか。
悪役をただ悪役として振り切らせないあたり、作者さまも後書きで触れていたが、慈悲な気がする。
ただ悪役をやりこめてスッキリするだけの展開ではなく、彼らにも救いを持たせるあたりは懐が深い。

ヒーローのオベールは勿論最初からアンジェリカ様一筋なのだが、割と照れる場面が多かったり、アンジェリカが国元に帰るという際にそばにいなかった理由がこれまた可愛らしく、ただかっこいいだけのヒーローじゃないところに母性本能をくすぐられました。
七歳の子に一目惚れしてるからね、純情だし可愛いのは仕方ないのだろう。
ここで、ロリコンと言ってはいけない。
純情で一途なのだ、彼は。